2026.05.26
おなかの中から始まる「味覚」
2026.05.26
こんにちは。歯科医師の京嶌です!
突然ですが、みなさんはご飯を食べる時に大事な味覚はいつから自分に備わっていると思いますか??
実は赤ちゃんの味覚は、胎児期つまりおかあさんのおなかの中にいる時からすでに働いている感覚なんです。
味覚の始まり
味を感じる細胞の集まりである「味蕾(みらい)」は、妊娠約7週半ごろに口の粘膜に現れ始め、妊娠32〜33週ごろには大人とほぼ同じ形になります。
実際に、羊水に甘みを加えると胎児の嚥下(えんげ:飲み込む動き)の回数が増え、反対に苦味のあるものを入れると嚥下回数が減るという研究結果があります。
このことから、おなかの中の赤ちゃんもすでに味を感じていることがわかっています。
また、味によって嚥下の動きが変わるのは、感覚と運動が影響し合っている証拠ともいえます。
さらに、生まれたばかりの赤ちゃんにさまざまな味を与えると、味によって表情を変えることも知られています。
嚥下の回数が増えることは、口の周りの筋肉を使うことにもつながります。
そして、妊娠中のお母さんの食事は、赤ちゃんの味の好みに影響する可能性があるといわれています。
甘いものを多く食べていると甘い味を好みやすくなり、野菜をよく食べていると野菜を受け入れやすくなることがあります。
赤ちゃんの味覚はおなかの中から育ち始めています。
妊娠中はできるだけ栄養バランスのよい食事を心がけたいですね

〈歯科医師 京嶌〉
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