2025.04.30
お子さんの「食べる」「話す」に気になることはありませんか? 小児の口腔機能発達不全症について
こんにちは、院長の喜島です。
「うちの子、なかなかご飯を食べてくれない」「言葉の発達が遅い気がする」など、お子さんの「食べる」「話す」機能について、気になることはありませんか?
もしかしたら、それは「小児の口腔機能発達不全症」かもしれません。
小児の口腔機能発達不全症とは?
この疾患は、お子さんの「食べる機能」「話す機能」「その他の機能」が十分に発達していない、または正常に獲得できていない状態を指します。
大人の場合、失われた機能はリハビリで回復を目指しますが、お子さんの場合は成長過程にあるため、早期に発見し、正しい発達を促すことが重要です。
早期発見・早期対応が大切
この疾患を放置すると、以下のようなリスクがあります。
• 栄養不足による成長の遅れ
• 発音や言葉の発達の遅れ
• 将来的な咀嚼機能の低下
早期に発見し、適切な対応を行うことで、これらのリスクを回避し、お子さんの健やかな成長をサポートできます。
診断と評価
診断は、問診やチェックリスト、専門的な検査によって行われます。
• 離乳前後の評価方法
• 唇の力や舌の圧力の測定
• 発音の評価
これらの評価を通じて、お子さんの状態を正確に把握し、適切な対応策を検討します。
対応と支援
対応は、原因となる疾患の治療と、口腔機能の発達を促すトレーニングが中心となります。
• 食事指導
• 発音練習
• 口腔周囲の筋肉トレーニング
など
お子さんの健やかな成長のために
「食べる」「話す」は、お子さんの成長と発達に欠かせない機能です。気になることがあれば、早めに専門家へ相談しましょう。
早期発見・早期対応で、お子さんの健やかな成長をサポートしましょう。

きじま歯科医院はお子様の成長に合わせて、お口の健康と歯を守るお手伝いをこれからも行っていきます。
〈院長:喜島〉
吹田 きじま歯科医院