2026.06.17
お子様の健やかな成長のために。顎顔面矯正(こどもの矯正)を始めるタイミング
こんにちは 歯科医師の喜島毅哲です
「子供の歯並びが気になるけれど、いつ相談すればいいの?」 「まだ乳歯があるうちに矯正を始めても意味があるの?」
そんな疑問をお持ちの保護者様へ、顎顔面矯正のベストな開始時期について解説します。
矯正の時期について
1. 理想的な開始時期は「6歳〜9歳」ごろです
顎顔面矯正の大きな目的は、歯を並べることだけでなく、「歯が並ぶ土台(顎の骨)を正しく育てること」です。
そのため、上顎の骨がぐんぐんと成長する6歳から9歳ごろ(小学校低学年〜中学年)に治療を始めるのが最も効果的です。
- なぜこの時期なの? 上顎の成長は10歳前後でピークを迎えます。骨の成長の余地があるうちにアプローチすることで、無理なく自然な形で顎を広げることができるからです。
2. 【症状別】早く始めたほうが良いケース
基本は6歳以降ですが、噛み合わせの状態によっては早めの相談が推奨されるケースもあります。
受け口(反対咬合) 下の歯が上の歯より前に出ている場合は、3歳〜5歳ごろからの早期治療が望ましいです。放っておくと下顎が成長しすぎてしまい、将来の手術が必要になるリスクを減らせます。
3. 早期に顎顔面矯正を始める「3つのメリット」
① 永久歯を「抜かない」矯正の可能性が高まる
顎のスペースをあらかじめ広げておくことで、永久歯が重ならずに生える場所を確保できます。将来的に健康な歯を抜くリスクを大幅に減らせます。もちろん抜歯をした方が良いケースもございますので個別に判断します
② お顔立ちのバランスが整う
土台となる骨格から整えるため、口元の突出(出っ歯)や受け口を改善し、バランスの良いすっきりとした横顔に導くことができます。
③ 鼻呼吸を促し、健康をサポート
上顎を広げると鼻の通りが良くなることが多く、口呼吸から鼻呼吸への改善を助けます。これにより、風邪を引きにくくなったり、睡眠の質が向上したりといったメリットも期待できます。
まずは「検診」のつもりでお気軽にご相談ください
「まだ早いかな?」と思っても、成長のスピードはお子様一人ひとりで異なります。 手遅れになる前に、そして一番負担が少ない時期を見極めるために、前歯が生え変わる6歳前後に一度レントゲンを撮ってチェックすることをおすすめします。
当院では、お子様の将来を見据えた最適な治療計画をご提案いたします。



〈歯科医師:喜島毅哲〉
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