みなさま、こんにちは！
カウンセラーの植月です。

さて先日、院内にて子育てコミュニケーション研修を受講しました。

その中で、言葉のパワーについて学ぶことがありました。

ネガティブな言葉や、一方的な強い言葉を使うことは、わたしが望む未来への遠回りになってしまうということを学びました。

「どうしてちゃんとできないの！」
「どうしてすぐやらないの！」
「何度同じことを言わせるの！」
子供に対して日常、言ってしまいがちな言葉です。物事や行動には全て背景があります。
親の心の状態、育ってきた環境、価値観、思い込みが、狭い視野を生みます。

例えば、「どうしてちゃんとできないの！」という言葉も、背景は「自分はできる前提」親であっても何度もトライ&エラーを繰り返すことでできるようになっていくのです。それを、子供がいきなりできるでしょうか。言い換えるなら、「◯◯ができたらお母さん嬉しいな。助かるな。」そしてまずはやってみせてあげる。どんなお手伝いができるかを聞いてあげて、サポートしてあげる。
それでも行動にうつさない時は理由を聞く。子供も何か理由があるのかもしれない。強い言葉で怒鳴りつける前に親として出来ることはたくさんあります。

例えば、「水をこぼさないで」という言葉も、「両手でしっかり待とうね」と言い換えるだけで子供に伝わりやすいです。
否定ではなく、肯定の言葉を使うことが大切ですね。

「どうしてわからないの？」という言葉には「わかっているところを教えて」に言い換えることで、子供の現在の位置を知り、的確なサポートが出来ます。

「どうして勉強しないの？」その発言をしている本人は勉強しているでしょうか？本を読んだり学ぶ姿を子供に見せているでしょうか。

自分自身のあり方に反省することばかりです。
そんな時に、朝と夜のパワーアップクエスチョンを教えていただきました。

例えば、朝起きた時に
今の人生で「幸福なこと」は何だろう？
どんな点が幸福なのだろう？
そのことでどんな気分になれるだろう？

他にもワクワクすること、誇れるもの、感謝出来ることなど7項目ほどありました。

夜のパワーアップクエスチョンは、
寝る時に、今日は何を与えただろう、学んだだろう、どんな点で人生の価値を高めただろう
というような項目がありました。　　

言葉のパワー、自分に言い聞かせてみる。
続けていくと、最強の自分になれそうです。
そして、そのプラスの効果が子供達にも引き継がれていけば素敵ですね。

少しずつトライしてみます。

〈カウンセラー:植月〉

吹田　きじま歯科医院