2026.05.27
中心結節ってご存じですか?— 歯の“中心にできる突起”に注意しましょう —
こんにちは、院長の喜島です。
歯の定期検診で「中心結節がありますね」と言われて、不安に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、中心結節(ちゅうしんけっせつ)について、わかりやすくご説明します。
🔹 中心結節とは?
中心結節とは、歯のかむ面(特に小臼歯)にできる小さな突起(出っ張り)のことです。
歯の形を作る発育の過程でできるもので、歯の真ん中に“ポチッ”とした出っ張りが見られるのが特徴です。
見た目は小さな角のように見えることもあり、特に 下の第二小臼歯(6歳臼歯の手前の歯) に多く見られます。
🔹 中心結節になる理由と対応
🔹 どうしてできるの?
原因ははっきりとは分かっていませんが、歯の発育の過程で「咬頭(かみ合わせの山)」が余分に形成されてしまうことがあると考えられています。
遺伝的な要素や、歯の形成期の環境などが関係しているとも言われています。
🔹 痛みやトラブルはあるの?
中心結節そのものは悪いものではありませんが、注意が必要な点があります。
中心結節の中には、歯の神経(歯髄)につながる細い管が通っていることがあります。
そのため、
• 強く噛んで折れてしまう
• 削れて中の神経に達する
といったことが起こると、**突然の痛みや神経の炎症(歯髄炎)**が生じることがあります。
🔹 どんな対応をするの?
中心結節が見つかった場合は、状態に応じて次のように対応します。
• 小さくて問題がない場合
→ 経過観察(定期的にチェック)
• 咬み合わせで強く当たる場合
→ 少しずつ削って、咬合の力を弱める
• 欠けて神経が近い場合
→ レジン(樹脂)で保護
• 神経に達してしまった場合
→ 根管治療(神経の処置)を行う
※ 大切なのは、早めに気づいて予防的に保護することです。
🔹 自宅での注意点
• 硬いものを噛むときは注意(氷・ナッツ・乾燥イカなど)
• 歯ブラシで強くこすりすぎない
• 違和感や欠けた感じがあればすぐ受診
✅ まとめ
• 中心結節は、歯のかむ面にできる“発育性の突起”
• 下の小臼歯に多く見られる
• 欠けると神経に影響する場合があるため注意
• 定期的な歯科検診で早期発見・保護が大切
気になることがあればお気軽にご相談下さい。
きじま歯科医院はあなたのお口の健康を守ります。

〈院長:喜島〉
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