2025.04.19
児童発達支士の賞状
皆さんこんにちは。
歯科衛生士の浜井です。
春になりました。春は新しい気持ちになりますね。心機一転、整理整頓をしていきましょうね🧹✨
さて、先日、入口から奥に入った個室のチェアに私の取得した、児童発達支援士の賞状を飾ることになりました。

児童発達支援士の資格の趣旨とは、
発達障がい児の能力を引き出し、一人でも多くの子どもを自立へ導くことです。
発達障がいとは、
日本の文部科学省では、明確にこのように定義をしています。
自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障がい(こうはんせい)、学習障がい、注意欠陥多動性障がい、その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発言するものとして政令で定めるもの
きじま歯科医院では、多くの発達障がいの持ったお子様にお越しいただいております。
そんな中、なにか歯科の中でお手伝いできることはないかと考え、約2年前に児童発達支援士の資格を取得しました。
どんな内容を学んだか、一部ご紹介させていただきます。
自閉スペクトラム症についてお伝えします。
自閉スペクトラム症には、大きな2つの特徴があります。
①人とのコミュニケーションにおいて、苦手さや困難さがある
②こだわりの強さや、感覚の偏りがある
1つ目のコミュニケーションに関する点は、いわゆる空気を読むと言うことが苦手と言われています。
2つ目の感覚の偏りとは、強い刺激を受けるとそれがストレスに繋がる子がいます。
感覚過敏といいます。
感覚過敏とは、例えば、
視覚過敏、聴覚過敏などがあります。
また自閉症のお子様は、今の状況を理解したり先を見通すことが苦手です。なので、一連の流れを明確に見せることで安心させることができます。
具体的には、次の4つになります。
①どんな事をするのか
②どのぐらいの時間がかかるのか
③いつ終わるのか
④終わった後は何をするのか、何をしても良いのか
例えば、歯医者では、今から歯のお掃除をするね。時間は30分ぐらいで〇〇時に終わるよ。
治療が終わったら、ご褒美があるよなどとお伝えするようにしています。
また、絵カードが必要なお子様には、歯科の絵カードも使用しています。
きじま歯科医院では、お子様に合わせた、定期検診を行っておりますので、安心してきじま歯科医院の定期検診にお越しくださいね。
〈歯科衛生士:浜井〉
吹田 きじま歯科医院