2026.04.22
含歯性嚢胞ってご存じですか?
— 親知らず(智歯)に関連してできることもある病変 —
こんにちは、院長の喜島です。
「レントゲンで“親知らずの周りに影がある”と言われた」「含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)って何?」と、
不安に思われた経験はありませんか?
今回は、親知らずにも関係の深い含歯性嚢胞について、患者さん向けにわかりやすくご紹介します。
🔹 含歯性嚢胞とは?
含歯性嚢胞は、まだ生えていない歯(特に親知らずや永久歯)に関連してあごの骨の中にできる袋状の病変です。
袋の中には液体がたまっており、風船のように膨らむことで骨を圧迫・吸収することがあります。

🔹 親知らずと含歯性嚢胞
特に多いのは”埋伏智歯(骨の中に埋まった親知らず)”の周囲にできるケースです。
• 自覚症状はほとんどなく、定期検診のレントゲンで偶然見つかることも多いです。
• 放置すると嚢胞が大きくなり、隣の歯を押したり、骨を薄くしたりするリスクがあります。
🔹 どんな症状があるの?
初期は症状がなく、進行してから気づくこともあります。
• 腫れや違和感
• 親知らず周囲の痛み
• 歯の位置がずれてくる
• まれに大きくなって顔の形に影響
🔹 治療について
治療は基本的に嚢胞の摘出手術です。
親知らずが嚢胞に関わっている場合、親知らずの抜歯と嚢胞の除去を同時に行うことが多いです。
手術後は、骨が時間をかけて自然に修復していきます。
🔹 予防と早期発見のために
含歯性嚢胞は放置すると大きくなることがありますが、
早期に発見すれば小さいうちに処置でき、負担も軽く済みます。
定期的な歯科検診でレントゲンを撮ることがとても大切です。
✅ まとめ
• 含歯性嚢胞は「まだ生えていない歯」にできる袋状の病変
• 親知らずの周囲にできやすい
• 初期は症状がなく、レントゲンで見つかることが多い
• 放置せず、早めに摘出すれば骨も回復していく
「親知らずが埋まっている」「レントゲンで影があると言われた」など気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
〈院長:喜島〉
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