2025.04.13
地震対策トレーニング
みなさま、こんにちは!
カウンセラーの植月です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
さて先日、院内にて南海トラフに備えた地震研修がありました。
今後30年以内に来ると言われている南海トラフ大地震。どんな事前準備や、心構えをしておけばいいのかを教えていただきました。
まず対策として4つあります。
①住宅の耐震補強
②家具の固定
③非常用バッグの準備
④避難所の確認
非常用バッグも何を入れたら良いのか悩みますが、水、ホイッスル、充電器は必須だそうです。懐中電灯(ヘッドライトや、体につけられるもの)もあると便利だそうです。スマホのライトがあるからと油断していましたが、スマホもバッテリーを使いますし、手に持つタイプは実用的ではないとのことで勉強になりました。
また、避難所についても、近くの小学校に逃げたら良いと漠然と考えていましたが、実際に3箇所の避難所に足を運んで記録をとっておくことも大切だとおっしゃっていました。
防災の基本的なあり方として、自助の考え方がまず第一だそうです。自分の命は自分で守る。そのために災害が起こった時に助けや救助が来るまで自分の力で生き抜く力が必要です。誰かが助けてくれるから、という考え方だと災害後の厳しい環境の中では力尽きてしまいます。
また災害後、混乱している避難所でどんな役割をもって周りの人と助け合って行くかも大切ですね。ここに関しても誰かがやってくれるから、なんとかしてくれるからという考えは捨てましょう。自分にできることは?自分でなんとかしようという考え方のほうが前を向いて進んでいけます。
この考え方は、日々の生活、職場のなかでも同じです。他責ではなく自責。自分の問題として捉えて行く。自分の役割は、出来ることは何か。
そんな気持ちで日々過ごしていきたいと改めて思いました。
今回、講師の岡田様は、宮城県まで取材にいってくださり貴重な現地での体験談を研修で多く教えてくださいました。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。

〈カウンセラー:植月〉
吹田 きじま歯科医院