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書籍紹介(231)

2026.10.01
子どもを「伸ばす親」と「ダメにする親」の習慣

皆さまこんにちは♪保育士の立花です。
9月も終わり、日々秋を感じることが増えてきた気がします。
最近は朝のスッキリした気候で気分も上がってきます。

さて、今回はマネージャーからお借りした本の内容を皆さまにも共有させていただきます。
『子どもを伸ばす親とダメにする親の習慣』です。
この題を見た瞬間に内容を見ることに少し緊張しました。
著者の池江俊博さんはこの本の中で子どもを伸ばすために大切なのは
能力を育てることではなく性格や行動面をどう育てるかとおっしゃってました。
その性格や行動面にとって大事な時期は就学前。年齢が低いほど親の影響が大きくなります。
その時期に親や周囲の大人がどのように関わったか日々の習慣が大切になります。
池江さんはその関わりで大切なのが、『子どもには成果を求めず淡々と与え続けること。
そして”待つ”教育の習慣』だとおっしゃっています。
待つことの大切さ。そして難しさ。とても共感しました。
何もせずやり方は教え、失敗するかもととハラハラしながらも手は出さず待つ。忍耐です。

今からはその習慣の土台になる具体的な事例をいくつか紹介していきますね。

子どもをぐんぐん伸ばす親の習慣へ


⚪︎子どもが自分で選んで決める力を育む。
幼い頃から自分でどんな事も選択していかという積み重ね。
主体性で育つと成長してからも自分で選択して生活していけます。
⚪︎熱中している子どもを満足するまで見守る。
たまにある子どもの集中して遊ぶ姿。大人はまだ?いつまでやるの?と思う時間ですが、
この持続が集中力の成長の始まりです。そして満足するまで達成した経験が今後の学習意欲のもとになるのです。
⚪︎十分に甘えさせて安心感を与え信頼関係を築く。
甘やかすことと甘えさせる事は違います。
日々、スキンシップや会話の時間をたくさんとり
子どもの情緒安定,安心感を育て親を信頼する関係を作ることです。
⚪︎子どもが聞かれた質問は子ども本人に答えさせる。
子どもが他人に質問されたら社会性を育てるチャンス。
これを大人が先に奪っては,子どもの成長を潰しています。心の中で応援し、待つという大切な子育てです。
⚪︎難しいことも子どもが挑戦したければさせる。
子どもが「自分で」という時は挑戦する意欲がある時。
無理じゃない?と思ってもやらせてあげる事が大切。
色々な事に挑戦する意欲が低い子は周りがあれこれと先に手を貸している事が多いです。
挑戦する姿勢を応援しサポートする事が大切なのです。

しつけ,ルールを身につけさせる親の習慣


⚪︎自分で危険を避ける能力をつけるように導く。
幼い子に危ないよ、熱いよなど身の危険を言葉で伝えても
子どもにはどういうことが危険か体験していないことは結びつかないものです。
周囲は言葉で伝えてながらも体験できる環境を与え
いつ危険な事が起こっても守れる所で見守る事が大切なのです。
過度な過保護や先回りは子どもをダメにします。
⚪︎幼い頃から家庭のルールを定めて生活する。
子どもは言われたように育つのではなく「育てられたように育つ」
⚪︎甘やかさず,困難を乗り越える力を育てる。
子どもは自分の欲求が叶わないと泣く。
その時の親の対応が問題です。「泣かすのは可哀想。言っても聞かないから」と
大人が子どもの言いなりになっていること。
こうして大きくなった子どもは年を重ねるにつれ泣く時間が長くなる→怒る→暴力→引きこもり
となる事があります。甘えさせることは良いですが、甘やかすことは子どもをダメにします。

豊かな才能を引き出す親の習慣


⚪︎おもちゃは必要最低限を与え工夫して遊ばす。
与えすぎても目移りしてしまうだけで集中力もなくなり独占欲ばかり強まります。
反対に与えすぎなければ子どもなりに考え工夫して遊ぶ想像力が育ちます。
⚪︎大きくなったら〇〇になりたい!を受け止める。
大きくなった時の目標を考えることでおのずとやるべき事も見えてきます。
目標を大切にせず、過程の勉強ばかり口にしては子どもの芽を潰してしまいます。
年齢に応じて目標を考えることでその時に自分が何をやるべきかも見えてきます。

いくつか著書の具体例を紹介しましたが、私自身も「ゔわっ!やってたなー」と反省もありました。
しかし、池江さんは最後にこのように言っています。
習慣を変えるためには意識的に自分に関わっていく必要があり、
大切なのは常に「ねばならない」「すべき」ではなく「少しずつ修正」で良い。
子どもたちの成長にとって大人も成長する習慣が大切とおっしゃっていました。
子どもと共に育つ事が子育てで大切な事だと実感しました。

紹介した本

〈保育士:立花〉

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