2026.05.06
完璧な歯磨き指導で虫歯は防げる?
2026.05.06
きじま歯科医院 喜島毅哲です
本日は虫歯予防のお話です
「毎日、学校でプロが見守りながらフロスと歯磨きをすれば、虫歯はほとんどなくなるはず!」
そう考えたくなりますよね。
実は、この仮説を検証したとても有名な研究があります。
しかし、その結果は少し意外なものでした。
小中学生3年間に学校で毎日、歯科衛生士(DH)の監督下でフロス+ブラッシングを行い
フッ化物なしの歯磨剤を使用し 「どれだけ“磨くだけ”で虫歯を防げるか」を見るための設定です。
実験結果
歯肉炎:改善したが、夏休み明けには元通り(習慣化が難しい)
虫歯:対照群と比べて「有意差なし」
→ 3年間毎日プロ監督下で磨いても、虫歯抑制率はわずか13%
ここから
「磨くだけ」では虫歯予防には限界がある
ということがわかります
機械的な清掃だけでは、どれだけ丁寧でも虫歯予防効果は限定的。
特にこの研究ではフッ素なしだったため、虫歯の発生を十分抑えることができませんでした。
では、何が虫歯予防に欠かせないのか?
結論はシンプルです。
フッ素の力を活用すること!
フッ素は
- 歯を強くする(再石灰化の促進)
- 初期むし歯を修復する
- むし歯菌の働きを抑える
という“磨くだけでは得られない”強力な効果があります。
実際、世界中の研究・ガイドラインで
「虫歯予防の中心はフッ素」 と明確に示されています。
つまり、
「磨き方を頑張る+フッ素を取り入れる」ことで、初めて本当の予防が成立します。
さらに大事なのは「食生活」
砂糖の摂取頻度・時間帯・飲み方なども虫歯リスクに直結します。
清掃指導だけでなく、フッ素と食習慣まで一緒にサポートすることがとても大切です。
✨まとめ:予防は“総合力”で考えよう!
- 磨くことは大切
- でも磨くだけでは虫歯は防ぎきれない
- フッ素の活用は虫歯予防の中心
- 食生活の見直しも不可欠
ご不明な点があればお気軽にスタッフにご相談ください

〈歯科医師:喜島毅哲〉
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