HOME 歯についての情報 歯石ってなに?知らないと怖い歯ぐきの病気の原因に
BLOG
歯についての情報(345)

2025.11.05
歯石ってなに?知らないと怖い歯ぐきの病気の原因に

こんにちは。院長の喜島です。
皆さんは「歯石(しせき)」という言葉を聞いたことがありますか?
実は、歯石は放っておくと歯ぐきの病気(歯周病)を進行させてしまう原因になります。
今回は、歯石とは何か、どうしてできるのか、そしてどう対処すればいいのかをわかりやすく解説します。

🔹 歯石とは?
歯石とは、**歯の表面にこびりついた「かたくなった汚れ」です。
毎日の歯みがきで取りきれなかった歯垢(プラーク)**が、唾液に含まれるミネラル成分と結びついて、

数日で石のように硬くなります。
いったん歯石になると、歯ブラシでは取れなくなり、歯科医院で専用の器具で除去する必要があります。

🔹 なぜ歯石が問題なの?
歯石そのものは固いだけで直接の悪さはしませんが、問題は「その表面に細菌(ばい菌)が付きやすくなる」ことです。
この細菌が歯ぐきに炎症を起こし、腫れたり、出血したり、最終的には歯がグラグラになってしまうのです。
つまり、歯石を放置すると、歯周病がどんどん進んでしまいます。

🔹 歯石はどこにできるの?
   • 歯ぐきの上(歯肉縁上歯石)
 → 黄白色で見た目でもわかりやすい
   • 歯ぐきの中(歯肉縁下歯石)
 → 黒っぽく、歯周ポケットの奥に隠れているため、目では見えません
どちらも歯周病の原因になりますので、定期的な検診でのチェックが重要です。

🔹 歯科での歯石除去(スケーリング)
歯石は、歯科医院で「スケーラー」という器具を使って丁寧に取り除きます。
症状が進んでいる場合は、歯ぐきの中の歯石(縁下歯石)を麻酔を使って除去することもあります。
除去後は歯ぐきの腫れがおさまり、出血や口臭も改善されるケースが多いです。

🔹 歯石を防ぐには?
   • 毎日の歯みがきを丁寧に(特に歯と歯ぐきの境目)
   • フロスや歯間ブラシも活用する

   • 定期的に歯科でのメンテナンスをうける

✅ まとめ
歯石はただの「汚れ」ではなく、歯ぐきの健康をおびやかす元凶です。
放置すればするほど歯ぐきの奥まで入り込み、歯を失う原因にもなりかねません。
「最近歯ぐきが腫れているかも…」「歯みがきで血が出る」など気になる方はお気軽のご相談下さい。

きじま歯科医院はあなたのお口の健康と歯を守り快適な食生活を送れるようお手伝いさせて頂きます。

〈院長:喜島〉

吹田 きじま歯科医院

ブログ一覧はこちら

Instagramはこちら

医療法人愛与会 きじま歯科医院
06-6310-8818
診療時間月〜金 9:30~18:00
【休診日】日曜・祝祭日
※研修などで休診している場合がありますので、ご予約のない方は来院前にご連絡ください。
LINE相談・初診予約
医療法人愛与会 きじま歯科医院
〒565−0837
大阪府吹田市佐井寺南が丘12−1
Google MAP ▶︎︎

JR吹田駅からバスで約10分
総合運動場前バス停より徒歩3分

駐車場完備(3台)

Copyright © 医療法人愛与会 きじま歯科医院