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メタゲノム解析の話

2019年2月14日

こんにちは、院長の喜島です。
先日、勉強会で口腔常在微生物叢解析センターの谷口 誠先生によるメタゲノム解析のご講演を拝聴する機会がありました。

 

メタゲノム解析とは、「今までの方法では検出できなかった細菌を含めて、生息する細菌種をまるごと検出する全く新しいDNAの解析技術」とのことです。
さて、ここで歯科の話になりますが、お口の中には約700種類の細菌がいると言われています。
そして、虫歯のなりやすさや歯周病の進行のしやすさは、各個人のお口の細菌の層でどの細菌が多いか少ないかで決まってきます。
今までの技術では、この700種類の細菌は、培養することでどんな細菌かを特定してきました。
しかしながら、細菌の50~99%は培養できないそうです。
つまり多くの菌が培養できない、自然界に生息する細菌は100%培養することは不可能なのです。
培養環境で人工的に繁殖させる菌はほんの一部と言うことです。
とすれば、今までの虫歯や歯ぐきの炎症に関して関わっている細菌以外にも培養では特定できなかった細菌が関わっているかも知れないということが解ってきました。
そこで、ゲノム解析という技術が今後の歯科医療に関して注目されてきています。
ゲノムとは遺伝情報のことです。
だからゲノム解析では、培養できない細菌であっても、細菌の遺伝情報から特定できます。
だから、今後は、医療の中でおきるあらゆる感染症状についてメタゲノム解析を行うことによってどんな細菌が存在しているか、またいろんな種類の細菌が混在する中でどの種類の細菌がどれだけの数を占めているか(これを専門的な言葉で「細菌叢」と言います。)が解ってきます。

但し、まだ新しい技術なので、細菌叢は解ってもそれがどのような症状に関わっているのかを解明していくのには、もっと多くのデータの蓄積が必要になっています。
それには、今後数十年の時間が必要になってくると言うことでした。
メタゲノム解析は、まだまだ新しい技術ですが今後の医科や歯科の医療技術の発展には欠かせないものだということが今回の講演を聴いて知ることができました。
メタゲノム解析が進むことによって、未来の歯科医療技術がますます進歩していくことが期待できる素晴らしい講演でしたので今回、紹介させて頂きました。

<院長:喜島>

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