コミュニケーション上級講座

皆様、こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。

感染症に打ち勝つには免疫力を高めるのが近道ってご存知ですか?
皆様、免疫力は下がっていませんか?
栄養のあるものをしっかり食べて免疫力を上げていきましょうね。
私は先日、ランチを2人前食べました(笑)

先日、助手とトリートメント・コーディネーターチームでコミュニケーション上級講座を受講しました。

コミュニケーションの前提とメタモデル(削除、一般化、歪曲)その質問の掘り下げ方について学びました。
その中の、講師の質問で面白い気づきがありました。
私たちは日々、知っている前提でコミュニケーションをとっているということです。

「昨日の晩は何を食べた?」と質問された時に私はこう答えました。
「みそ汁です。」
ここには、何の味噌汁?どんな具材?お味噌の種類は?など、“削除”されている情報が沢山あるのです。
味噌って合わせ味噌や、白味噌、赤だし、八丁味噌など沢山種類がありますよね?
だからこそ、質問する側は質問しながら、相手の持っている答えを確認して行く必要があるのです。
そして、「どんな味噌汁を想像した?」という講師の質問に対して、そこにいた参加者全員が合わせ味噌だと思いこんでいたんです。
ということは、質問する側の人も思い込んでいる“前提”があるため、質問を掘り下げず、“削除”してしまいますよね?

その結果、コミュニケーションにずれが生じてしまいます。
もし、診療でコミュニケーションのずれに気づかないまま、進めて行くと、誤解を招き、患者様を不快にさせてしまうかも知れません。

そうならないために、質問のスキルがあります。
ロープレを動画撮りして、質問のスキルを実践しました。
削除されている情報を「もう少し詳しく、具体的に、例えば」と言う言葉を使って掘り下げます。

「歯が痛い」という訴え1つでも、「どこに?いつから?どんな痛み?お食事はできた?夜眠れた?いつも症状があるの?痛み止は飲んだ?痛み止めの名前は?どこでもらった痛み止め?いつぶりの歯医者?」など、掘り下げる質問のバリエーションは沢山あります。

大切なのは、自分が持っている思い込みや価値観を一旦横に置くことです。
そして、患者様の表情や言葉をキャッチし、沢山の質問のスキルを使って、患者様が何を求めているのかを聴いていきます。

学んだことを繰り返し学び、実践することで、アウトプットに繋げることができる良い機会をいただきました。
講師の榎本マネージャー、ありがとうございました。

〈トリートメント・コーディネーター:鈴木〉

吹田 きじま歯科医院

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