ジルコニアセラミックの症例

今回は、当院のジルコニアセラミックの症例の報告です。
歯の被せや差し歯のことを歯科の専門用語では補綴物(ほてつぶつ)と言います。
歯科治療における補綴(ほてつ)とは,歯が欠けたり、なくなった場合にクラウンや入れ歯などの人工物で補うことをいいます。その出来上がったクラウンや入れ歯などの人工物の総称が補綴物(ほてつぶつ)となります。
最近は、金属アレルギーの危惧を避けるためメタルフリーといって金属を使わない治療法が主流になりつつあります。
歯科の補綴物では昔からセラミックという材料が審美性がよく今から50年ほど前に金属の冠にセラミックを焼き付ける方法(メタルボンド)が開発され「セラミックの差し歯」と言うと、この「メタルボンドクラウン」のことでした。今でもよく使用されています。ですが、2005年にジルコニアが歯科材料として認可され、金属に代わる素材として、現在ではジルコニアにセラミックを盛りつける方法が開発されジルコニアオールセラミックスクラウンが普及してきています。
当院では、ジルコニアセラミックと呼んでいますが、その症例を紹介致します。
SONY DSC←治療途中の歯の状態です。
きじま歯科ではジルコニアセラミックの品質をさらに向上し、患者様にもさらに満足していただけるように、補綴物を作製する技工所(歯科では一般的にラボと読んでいます。)の技工士さんに立ち会ってもらって歯の微妙な色合いを技工士さんに伝えると同時に患者さんの希望もお聞きして作製しています。
そうしたラボとの密接な連携の元出来上がった前歯の補綴物の症例をご紹介します。 SONY DSC  SONY DSC
↑術前                     ↑術後
とても自然なジルコニアセラミックの補綴物ができあがり、当院の歯科衛生士のスタッフも見分けのつかないほど自然に入りました。患者様にもとても喜んでいただきました。
また、ご興味のある方はいつでもご相談ください。
<院長:喜島>

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