台本を捨てる勇気

こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。
段々と日が短くなってきましたね。

先日、興味深い書籍を拝読しました。

本の中の印象的な言葉を紹介させて下さい。
「アドリブ上手になるためには台本が必要。しかしその台本が必ずしも優れているとは限らない。」
あらかじめ用意した台本を捨てる事で、心からの素直な言葉が出て、それが相手に伝わったというエピソードが印象的でした。

私もプレゼンをするときは、台本を用意します。
何度も修正して作り上げる台本なので、台本通りにきっちり伝えたいという気持ちが勝ってしまい、つい台本をチラチラ見てしまいます。
そんなプレゼンの動画を見ていると、台本と喋っている自分に気付きました。

もしかしたら、カウンセリング中でも、患者様ではなく、パソコンの画面を見ながら話していたかもしれないとハッとしました。

これからは、伝えたいことが“正しく伝えられているか”よりも、“自分の思いを込められているか”を大切にして伝えていきます。
思いをしっかり持っていると、自分の言葉としてアドリブとして出てくる。
時には台本を捨てる勇気を持とう!そう思える書籍でした。

<トリートメント・コーディネーター:鈴木>

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