治療が必要になってしまったら…

こんにちは!衛生士増岡です。
今日は久々にちょっと衛生士らしいお話を… 6月はムシ歯予防の日がありますね!
きじま歯科でも「予防」を大切にし、日々定期検診や歯のクリーニングに力をそそいでいます。
しっかり予防はしていてもムシ歯ができてしまった …そんな経験がある方も多いと思います。
特にお子様がムシ歯になった…なんてことになったらお母様方は治療はどうやってするのだろうと不安になる方も多いと思います。
そこで今日は治療成功へのポイントとしてお母様にお伝えする内容を紹介させていただきます。 ムシ歯の治療は大人も子供もほとんど同じやり方で行います。
でもきじま歯科医院ではムシ歯ができたからいきなり治療!!!なんてことは絶対にしません。
まず最初にするのがトレーニングです。
このトレーニングではムシ歯を治すための機械に触れたりお口の外で見たりすることでお子様の恐怖心を取り除いていきます。
お口の外でトレーニングが終われば、次はお口に器具や機械を入れて体験してもらいます。
この時の言葉がけは全てお子様にわかりやすくかつ恐怖を連想させるような言葉は絶対に使用しません。
(歯にドリルで穴をあける… 注射や麻酔、歯を抜く などなど) ここで大切なポイントは恐怖心を取り除きお子様自らが自分の意思でお口をあけてくれるということです。
騙し騙しで治療は進めることは出来ません。
ここまで出来て治療に入ります。
お子様とスタッフ間で信頼関係が築き上げて初めて上手に治療をすることができるんですよ꒰*´∀`*꒱
この信頼関係を築き上げるために必要なのが私はお母様の力添えだと思っています。
お母様の言葉がけ一つでお子様の様子は変わってきます。
お母様のお口から「歯医者は痛いし怖いところ」なんて伝えてしまってはいくらスタッフが頑張ったこところでお子様はなかなか心を開いてくれません。
「痛いことはしないから頑張っておいで」この言葉がけも実はマイナスなのです。
なぜなら治療には痛みを伴うことも多いからです。
痛いことをしないと言ったのに痛かった…これではきっとお子様は嘘をついた!となってしまうでしょう。
ここで間違って欲しくない点は、ムシ歯になって治療をする時の痛みは治療をしている先生が痛くしているのではなく、ムシ歯のバイキンが痛みを与えているということです。
痛ければ痛いほど悪いムシバイキンが住みついているのです。
その事をお母様からお子様へ伝えて来院していただけるととても助かります。
大袈裟に言えば歯医者さんはムシバイキンをやっつけてくれる強い味方なんだよ!!くらいにお伝えして欲しいのです꒰*´∀`*꒱
そして私達スタッフが何度も何度も伝えるより、お母様が1度伝えてくださる方がお子様は素直に聞き入れてくれるのです。
このようにお母様の力添えはなくてはならないものなのです。
もしトレーニングが上手くいかずなかなか治療が進まなければ一度お家でお子様とじっくりお話をしてみてください。
ムシ歯が悪さをしている事。
歯医者の先生は悪さをしているムシ歯を一生懸命治してくれているのだという事。
このまま放置する事はできないという事。
そしてお母様が毅然とした態度で治療をしなければいけないことを伝えてください。
治療をするかしないかをお家で決めて来院してみてください。 そしてやると決めたお約束は必ず守らなければいけない事を伝えてあげてください。
このようにお母様とお子様と私達スタッフが一緒に頑張って治療は成功します!
そして出来たことに対しては、些細なことでもかまわないのでたくさん褒めてあげてください!
少しでも歯医者さんが嫌いになるお子様がいなくなってもらえたら… そんな想いできじま歯科医院ではお子様の治療を行っています。
いかがでしたか??
お子様の治療に少しでもお役に立てば嬉しいです! とは言ってもやはりムシ歯にならないためにもしっかり予防して健康なお口を保っていただきたいな♡と思いながら日々診療をしています!!
予防に関する事、治療に関する事、何かありましたらお気軽にスタッフにご相談くださいね!!
<歯科衛生士:増岡>

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