レントゲンで得られる情報

こんにちは。歯科医師の安藤です。
今回は、レントゲンの話をさせていただきます。
お子様でも成人の方でも、口腔内をチェックしただけでは分からず、レントゲンでしか得られない情報があります。
きじま歯科医院では、お子様でも小学生以上くらいからを目安に、虫歯の確認や、歯の萌出や交換の確認(乳歯⇒永久歯への交換がスムーズに行われているか など)お口の中全体のレントゲンを撮影させていただいています。
1つ例を挙げさせていただきます。
提示した2枚のレントゲンは、当院の患者様で、撮影当時は、いずれも8〜9歳くらいになります。
症例①は、乳歯の後継にあたる永久歯(乳歯が抜けたら生えてくる永久歯)が、全ての歯で認められます。

症例②は、上顎で1本・下顎で2本(赤矢印で示した部分)で、乳歯の後継にあたる永久歯がない状態になっています。
(本来あるべき歯がない状態のことを、歯科用語で”先欠”といいます)

症例②では、後継がない乳歯を保存していくことが治療方針になります。
これは、口腔内を診ただけでは判断できない情報になります。
上記は一例になりますが、このように、様々な情報がレントゲンから得られます。
当院のレントゲンは、デジタルレントゲンのため、被爆量を極力抑えていますので、安心して撮影していただけます。
撮影で疑問点があれば、遠慮なくスタッフまでお声がけ下さい。
<歯科医師:安藤>

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