滅菌の話

今日は滅菌の話をしたいと思います!!
手術などを行う外科の分野では清潔、不潔と言う言葉が使われます。
日常でよく言う清潔不潔とはきれいに清拭してるよごれてるなどのレベルです。
外科の分野でいう清潔不潔とは、簡潔に言うと細菌がいるかいないかのレベルです。
細菌のいる可能性がなければ清潔、少しでもあれば不潔と言います。
もっと簡単にいうと滅菌されているのが清潔、滅菌してない物が不潔になります。
今年の5月に読売新聞の記事で “歯削る機器 7割使い回し…院内感染懸念”
というのが、掲載されましたが、正直いって「3割しか滅菌してないの!」という感じ驚きました。
きじま歯科医院では、タービンは20本用意しており、タービンだけでなく歯を削る切削器具(ダイヤモンドバー)もいつも患者様ごとに交換しています。
attachment attachment[1]
これは22年前の西区で開業した当初より行ってきていることで当院では当たり前の事になっています。
また、オートクレーブという滅菌の機械も歯科用ではなく、医科用の物を設置し、ガーゼや根管治療の器具も滅菌しています。
医科ようのオートクレーブを設置したのは一度にできる滅菌の容量が歯科用の2.5倍あり、すばやくインプラントのオペ準備にも対応するためです。
attachment[2]
インプラントのオペではいつもの歯科治療よりも清潔レベルがあがります。
患者様の骨内(体内)に人工歯根を埋入するので当然のことですが、患者さんから診たらやたら仰々しく見えるのですが、これも感染予防の為の対策ですのでご容赦下さい。
<院長:喜島>

PAGE TOP