勉強会での発表

先日、定期的に参加している清歯塾(”せいしじゅく” と読みます)という勉強会で
発表する機会をいただきました。
内容としては、院長が、きじま歯科医院での取り組みを話し、安藤が症例報告を行いました。
発表1
症例報告では、大学院時代の研究内容であるインプラントオーバーデンチャー(以下:IODとします)について、症例を交えながら、話をしました。
IODは、インプラントと義歯を組みわせた義歯のことです。
どうしても義歯が動きやすいという患者様に、インプラントを併用することで、義歯の動きが少なくなる効果があります。
IOD
写真では、インプラント上に磁石を付与し、磁石の助けも借りながら、義歯を動きを少なくするようにしています。
インプラント=歯の形になる というイメージが強いと思います。
勿論、数本の歯がない状態では、通常のインプラント治療が有効であると思います。
しかしながら、IODは義歯の形態ではありますが、咬む力(咬合力)も増えるという報告が多く論文で認められ、
近年、無歯顎者(歯の全て喪失してしまった患者様)を中心に有効な治療方法として考えられています。
発表2
参加者の先生からも多くの質問やアドバイスをいただき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
次回にまた発表の機会をいただいた時も、頑張ろうと思います。
<歯科医師:安藤>

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