金沢での補綴学会への参加

歯科医師の安藤です。
これでもかと暑い日が続いていますね。
今回は、先月に参加してきた”補綴(ほてつ)学会”のお話をさせていただきます。
”補綴”とは、歯科の分野では、よく用いられる言葉になりますが、”被せ物や義歯の総称”というような意味になります。
毎年1回、全国大会が開催され、今年は金沢で開催されました。
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学会というと、何か難しく聞こえますが・・・・、簡単に説明させていただきます。
まず、内容は、”研究” と ”臨床” の発表に分かれます。
研究発表は、医科の分野に例えるなら、山中教授(IPS細胞)などのイメージで、将来的に役立つであろう事柄に対して、研究を行い、その結果を発表する形式になります。
臨床発表は、例えば、ある材料(術式)を用いて口腔内を治療し、良好な結果になっているなどの診療内容を発表する講演が多くを占めます。
臨床分野の講演内容としては、補綴分野と矯正・口腔外科などの他分野との連携や、当院でも使用しているジルコニア(セラミック材料の1つになります)の今後の展望 など、多岐に及びました。
今後、ジルコニア自体の材質が、ますます高まっていくことが予想され、プラーク(歯垢)が付着しにくく、強度や審美性の向上が今以上に見込めるとのことでした。
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他にもインプラント関連の講演などもありました。
日帰りでの学会になり、なかなかのハードスケジュールでしたが、1日しっかり勉強することができました。
今後も患者様の口腔内の健康をお手伝いできるように、日々、勉強していきたいと思います。
<歯科医師:安藤>

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