職長教育研修②

皆様、こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。

前回のブログを読んでいただきありがとうございます。
職長教育で学んだことは多くあるので、単元ごとに随時、アップしていきます。

職長の役割に『適正配置』というものがあります。
適正配置とは部下を通じて業務を遂行する
作業の特性+作業者の特性です。

部下の特性を知るためには、まず自分の特性、強みを知っておかなければなりません。
つまり、「自分は全然できていない」と自分パワハラをしていたり、「自分より相手」と自分を後回しにして大事にしてあげない人は、相手を認めてあげることもできないのです。
なぜならミラーだからです。
相手への対応は自分を写す鏡だからです。

強みを個人面談で伝えて、仕事のモチベーションを上げていくのも職長の役割と言えます。

強みを知るとは、
例えば、Aさんは全体を見て指示するのが得意。
(全体型)
Bさんは細かい作業や分析が得意。
(詳細型)
こんな時はAさんが一つの作業を全てするのではなく、イメージの大枠を伝えてBさんに作業をしてもらう方が上手くいくのです。

新人にやったことのないクレーム対応を任せる。
歯科助手に歯科医師業務をさせる。
これも適正配置ではないですよね。

相手にどこまでさせるのかというところも重要になってきます。
特に医療はそれぞれの職種ごとにやって良いこと、やってはいけないことも細かく法律で決まっています。
それをしっかり理解しておくことも職長の役目です。
「知らなかった」では済まされない責任を強く感じた一日でした。

次の科目に続きます。

〈トリートメント・コーディネーター:鈴木〉

吹田 きじま歯科医院

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