詰め物と被せ物作成の見学 ③

皆さま、こんにちは。
歯科衛生士兼カウンセラーの宮岡です。
いつもきじま歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

先日、歯の技工所に行ってきました。
詰め物や被せ物など作る際、技工士の手作業が加わります。
さらに、最近では機械で作る物もあります。

CADCAMというもので、CADとはデジタルデザインのことです。
機械が白いブロックを削り、作っていきます。

さらに、歯の型取りでさえもいらない機械も見せてくれました。歯の型取りではなく専用のカメラで撮影し、歯科技工士がパソコンで歯をデザインしていきます。

見ていてとても面白かったです。
最後にセラミックという材質のものを見ました。歯科医院では保険のきかない材質の物で、日本語で言うと陶器です。
歯とほぼ同じ硬さのもので白色の詰め物や被せ物になります。
歯科医院では、歯の形をした状態でくるので、それしか見たことがなかったのですが、始めは、なんと粉末でした。

この粉末はガラスより硬く、メノウ石という石の上で、メノウ石をつかって粉末と水を混ぜていました。
それに熱を加えて出来上がっていきます。

さらに歯には先程お話したように様々な色がありますので、色を筆でつけていきます。
美術の世界ですよね。

見学の終わりに林様が歯科技工士になろうと思ったきっかけや大切にしていることを聞かせていただきました。
人との繋がりを大切にしており、仕事でもプライベートでもとても熱い方でした。
人としても学ばせていただきました。

たくさんの歯科技工士の方々が関わり、皆さまのオーダーメイドの歯が出来上がっていました。

<歯科衛生士兼カウンセラー:宮岡>

吹田 きじま歯科医院

ブログ一覧はこちら

https://kijimadc.com/category/blog/

PAGE TOP