顎顔面矯正症例

こんにちは、院長の喜島です。
今回は、小児矯正のケースを紹介します。
顎顔面矯正は乳歯と永久歯がまざって生えている時期に行う矯正1期治療になります。
乳歯が生えかわって永久歯になるとワイヤーをつけて歯を揃える矯正2期治療に移行していきます。顎顔面矯正は矯正1期治療で終了する場合が多いですが、今回は、矯正2期治療まで行った症例です。
それでは、始めます。
●顎顔面矯正 ナンバー0009
悩み事  歯並びが気になるのでなおしてしてほしい
治療プラン 上顎を急速拡大装置で拡大していきます。
下顎は6歳臼歯を頰側に起こす装置を付けていきます。
・矯正前 8歳11ヶ月 女性

左上前歯がねじれて生えています。
噛み合わせが深いです。

・矯正開始 2ヶ月後 9歳1ヶ月

2ヶ月後の写真です。上顎を急速拡大して、前歯が開いています。
前歯が開くのは、効果が出ている証拠です。この時点で上顎の拡大は終了です。
前歯は、今後徐々に閉じてきます。

・矯正中 3ヶ月後 9歳2ヶ月

上顎前歯が徐々に閉じてきています。

・矯正中 5ヶ月後 9歳4ヶ月

上顎前歯の隙間が閉鎖してきました。
下顎前歯は少しスペースが出来ました。

・矯正中 1年9ヶ月経過 10歳8ヶ月

上顎前歯が閉じてまっすぐになったので、上顎の装置を変えています

・矯正中 2年2ヶ月経過 11歳2ヶ月

上顎が安定したので装置をはずしました。

・矯正中 3年0ヶ月経過 11歳11ヶ月

右上の犬歯が埋まっていてなかなか出てこないので、矯正で引っ張っています。
上顎の犬歯は今後揃えていくので

・矯正中 3年1ヶ月経過 12歳0ヶ月

1ヶ月右上の犬歯が見えてきました。

・矯正中 3年8ヶ月経過 12歳7ヶ月

右上の犬歯を揃えるため、矯正2期治療に移行していきます。
上顎にワイヤーを欠けて右上犬歯を揃えていきます。

・矯正中 4年11ヶ月経過 13歳10ヶ月

ほぼ歯が揃いましたが、
上顎の歯に隙間があるのと、下顎の前歯がねじれているのでそこを矯正していきます。
矯正の最終段階です。

・矯正終了 5年5ヶ月経過 14歳4ヶ月

前歯のスペースもなくなり、下顎前歯も揃ったので矯正終了となりました。

矯正前後比較です。

お子様の成長には、個人差があり、矯正に入る時期も、お子様によってそれぞれ違ってきますので、気になるようであればお気軽にご相談下さい。

きじま歯科医院はお子様の成長に合わせて、お口の健康と歯を守るお手伝いをこれからも行っていきます。

<院長:喜島>

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