フッ化物

こんにちは、衛生士の宮岡です。
最近、雨の日が多いですね。
道も滑りやすくなっていますので、気をつけてお越しください。

皆さま、虫歯予防と聞くとフッ素を思い付く方が多いのではないでしょうか。
このフッ素というものは実は、自然界に広く存在している元素で、海産物やお茶、野菜、肉などの食べ物にも含まれています。
歯科医院でフッ素と呼んでいるのは、正確にはフッ化物というもので、上手に利用することで歯をむし歯から守ってくれます。

歯磨き粉がフッ化物の中で皆さまに1番馴染みがあるのではないでしょうか。
子どもから大人まで家庭で毎日、そして手軽に利用できるむし歯予防方法です。

フッ化物歯面塗布は歯科医院で行われている虫歯予防方法で、乳幼児期から始められます。お子様の定期検診でフッ素を塗っているのはこれです。
毎日使える歯磨き粉より濃度が高く、塗った後30分間はうがいや飲食を避けて頂きます。さらに、継続して行うことが効果的です。

フッ化物は私たちにとって、歯の健康を維持していくのに大切な物です。
ただ、塗ったからといってまったくむし歯にならないわけではありません。
日々の生活環境によっても変わりますので、定期検診でお口のチェックをしていきましょう。

<歯科衛生士:宮岡>

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