先日、竹内謙礼さんのセミナーに参加してきました。
竹内さんは有限会社いろはを経営している社長さんで、今までに数々の本も出版されてきている方です。
今回、2年ぶりにご講演を拝聴させていただきましたが、医療広告と医院のホームページの在り方について今までとは全く違った視点からのお話を聞かせていただきました。
2017年11月29日に厚生労働省発表の医療広告のガイドラインで、ホームページも医療広告の対象となりました。
それによって、今までは対象外とされていた歯科医院のホームページも医療広告とみなされるようになり、ガイドラインに沿って見直すことになりました。
もともと医科・歯科というのは昔から広告規制があって通常の商品のように宣伝ができません。
なぜならば医療というのは商品ではないからです。だから医院の評判は、地域の皆さんの口コミで広がっていきます。
だから、ホームページを派手にする必要もないのです。
ですが、患者様の為に熱心に医療に向き合っている先生方は、より多くの患者様のお役に立つために、医院の治療方針を世間に広めることに努力してきました。
その中で、興味深かったのはのは、地域の電気屋さんの話でした。
皆さんは、電気製品を買うときにはきっと大手の家電量販店にいって製品を購入すると思います。
因みに私も電気製品は家電量販店で購入しています。
ですが、全国の街の電気屋さんでビジネスが成り立っている店舗では、商圏が半径500メートルから1キロメートルと比較的狭く、地域の歯科医院とよく似ています。
町の電気屋さんの取り組みは、定期的にニュースレターを出してコミュニティをつくているということでそれが今後の歯科医院の参考モデルになるという話でした。
また、脳ドックの話でMRIを15分で受けれるビジネスや将来的にはMRIのデータをビッグデータにして、今後の脳梗塞などの予防に役立てることができる可能性など興味深い内容も大変参考になりました。
超高齢化社会に突入したことによって、今後は、健康寿命を延ばすために予防というのはとても大切な事になってきます。
かかりつけの歯医者さんで歯が痛くなくても定期的にメインテナンスを受けてお口を健康に保つことも確実に健康寿命を延ばすことに繋がります。
今回のセミナーに参加して、患者様だけでなく、今現在健康な人も健康寿命を伸ばすためには患者様や健康な生活者のみなさんの立場にたった医療サービスを提供していくことの大切さを感じました。
きじま歯科医院では、患者様に治療が終了した後も定期的なメインテナンスを受けてもらえる医療体制を整えています。
皆様も、健康寿命を延ばして生涯快適な食生活を送るためにメインテナンスを受けることをお勧め致します。
<院長:喜島>