歯周病と認知症

皆様、こんにちは。
カウンセラーの鈴木です。

最近では、世間の健康意識が高まっていますよね。
様々な健康器具やサプリメントなんかが流行っていますよね。
とても良いことです。
しかし、それらは健康になるために日々の生活にプラスした方が良いものです。
では、健康になるために日々の生活でマイナスにした方が良いものはどんなものでしょうか?

それはお口の中の“菌”です。

お口と全身とは密接な関わりがあるためです。

さて、先日こんな書籍を拝読しました。

この書籍の中で、私が初めて知ったことは、お口のケアが認知症予防につながるということです。

単刀直入にお伝えすると、お口の菌は歯ブラシで物理的に落とす以外にはありません。
歯ブラシにプラスすると良いのはフロス、歯間ブラシ、また、舌ブラシです。
舌には「舌苔」という白い苔のようなものがついています。これは食べかすや細菌やウイルスです。
舌苔を取ることもコロナ禍のお口のケアに役立つとされています。
こういったケアを怠ると歯周病菌が脳に悪さをして、アルツハイマー認知症になるという報告があります。
また、歯周病で歯を失うと、噛みにくくなる→認知機能が低下するリスクを高めてしまいます。

プライベートの話になりますが、私の父親もやむを得ず奥歯を抜くことになり、現在前歯しかなく、噛めないので入れ歯を作ることになったそうです。
私が歯医者で働いていることもあり、父から入れ歯を作る費用など相談を受けました。
私も含めてですが、もちろん、私の父親の世代は歯周病の予防やクリーニングで歯医者に通う概念がなかったんです。
また、父は虫歯になりにくいお口だったようで、ハミガキをきちんとしていませんでした。
歯を失って初めて後悔をしている家族を目の当たりにしました。
そんな父も、私がおすすめした『モンダミンハビットプロ』の洗口液を気に入って使い、リピートしてくれています。
使いやすい、または気に入ったオーラルケアグッズから使い始めてみるのも良いことですよね♪

この書籍と私の家族の体験から、虫歯や歯周病で治療に通っている方にも、すでに歯を失って後悔している方にも、お伝えしたいことがあります。

“歯のケアは何歳からでも遅くはない”ということ。
気づいた時点で歯のケアはスタートできるんです。

もちろん、歯を失う前、認知症や全身疾患になる前に気づけたら一番良いということは大前提です。
そのために、私たち歯科医院のスタッフは患者様に伝わるご説明のトレーニングや施術スキルなどのトレーニングを行っています。

だからこそ、お口の不調はお一人で悩まずに、プロにお任せ下さい♪

〈カウンセラー:鈴木〉

吹田 きじま歯科医院

ブログ一覧はこちら

https://kijimadc.com/category/blog/

PAGE TOP