職長教育研修③

皆様、こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。
前回のブログをご覧いただきありがとうございます。

適正配置に続き、『労働者の指導又は監督の方法についてお伝えしていきます。
職長が一番やってはいけないことは行動しないことです。
まず初めに体験し→部下に教え→導くのです。
この順番が違ってはいけません。

例えば、きじま歯科医院では毎日ゴミが出ます。
毎朝、玄関に置いて退社するのですが、朝、出社する時は無くなっています。
これを不思議に思わず数年を過ごしていました。
ある時、ゴミ出しをしてくれているのが早く出社している上長であることがわかりました。
今までの私はそれに気づかず、お礼も伝えていませんでした。
上長がゴミを出してくれることが“当たり前”になって感謝を忘れている自分に気づきました。
それからは、出社時刻を早めて半年ほど朝のゴミ出しを実践しました。
すると、私の部下が「いつもありがとうございます。」「私が代わりに出しますよ」と声をかけてくれました。
これは私が実践し、その背中を見て部下の行動が変わったということです。
とても嬉しいことですよね。

また、指導で「OJTという方法があります。
現場でついて技能を目的として教えることです。
OJTの注意点です。
・実践させること
・簡単にできることだけでは不十分
・ゴールを明確にする

そして、OJTで失敗は存在しません。
もっと良くするにはどうしたら良いかをフィードバックしたら良いのです。
もし、失敗という言葉を使うのであれば、それはリーダー、もしくは会社の失敗になるのです。

部下が「失敗した」と落ち込んでいたり、良くない報告をしてきた時は、「大丈夫?」「報告してくれてありがとう」「何があったのか教えてくれる?」このように声をかけられるリーダーになっていきます。

〈トリートメント・コーディネーター:鈴木〉

吹田 きじま歯科医院

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