皆様、こんにちは。
カウンセラーの鈴木です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
先日、避難訓練の研修を院内で行いました。
避難訓練を受ける目的は、避難経路を知るため、いざというときに、自分や患者様の命を助けられるため、など様々にありますが、シンプルに言うと、法律で決まっているからです。
歯科医院のように不特定多数の人が出入りする建物は、年に2回の避難訓練をすることが決まっているのです。
今回もこちらを行いました。避難経路のハシゴから降りる実習、消防署への通報訓練、院内で事故が起こった時の避難ロープレ、消火器の実習、地震発生時の危険度などの知識ハシゴを持つ時のポイントは「親指を下から巻き込む」ことです。
横から見るとアルファベットの Cの形になっていることが正解です。
こうすることで、ハシゴがロックされ、より安定してハシゴの登り降りができます。
また、今回初めて消防署への「通報訓練」を経験しました。
やってみた感想は「質問が多い」です。
住所、何階建ての建物か、燃えている場所と対象物、逃げ遅れている人はいないか、安全な場所から電話しているか、建物内にいる人数、電話口の人物の職種と名前などを聞かれました。
今回は訓練なので、落ち着いて答えられました。
しかし、実際に火災が起きていることを想像すると、そんなに質問されてもパニックで答えられないでしょう。
それより、早く来てほしい、何かできることを教えてほしいというのが率直な意見でした。
このことから通報は火災が起きている当事者より、通りがかりの第三者がした方がいいこともあると気づきました。
私ももし火事の現場などに遭遇したら、代わりにに通報しようと思います。
私はこの研修は2回目でしたが、期間が空くと、ハシゴの持ち方や避難する時の手順など忘れてしまっているところがありました。
やはり、何度も経験して、体で覚えることが大切だと改めて気づきました。
〈カウンセラー:鈴木〉
吹田 きじま歯科医院
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