こんにちは、院長の喜島です。
本日は、子供の歯ぎしりについてです。
先日、お子さんのお母様から、子供の歯ぎしりが気になるという質問がありました。
実際の所、子供の歯ぎしりはあります。
理由は、
乳歯列の間であっても顎の骨の中では常に成長に合わせて永久歯が動いています。
個人差はありますが永久歯の動きで、わずかに乳歯列の噛み合わせに変化が起き、それに対して歯ぎしりで噛み合わせを調整しています。
例えば
赤ちゃんは、生後半年くらいから下の前歯が生えてきます。
生後8カ月ころになって上の歯が生え始めると、歯と歯がぶつかり合い、歯ぎしりの音が出始める事があります。
そして、1歳くらいで奥歯が生えてきて、2歳半にかけて次第に乳歯が生え揃います。
その過程で脳がかみ合わせを整えようとして、歯ぎしりの回数が増えてくることがあります。
なので、お子さんの成長に伴った物なので心配ありません。
まとめますと
上下の前歯が生えそろってくる生後8カ月くらいから歯ぎしりが発生する
激しい音で歯ぎしりしていても、あわてて受診する必要はない
ごくまれに、歯がすり減ったり欠けたりすることもある
となります。
乳幼児の歯ぎしりは生理的なものなので基本的には様子をみて大丈夫です。
気になることがあれば当院にお声がけ下さい。
きじま歯科医院は、これからも皆様の歯を守るお手伝いをしていきます。
<院長:喜島>
吹田 きじま歯科医院
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