根っこの先の病巣を治療した症例

こんにちは、院長の喜島です。
今回は、根っこの先の病巣を治療したケースの外科症例を紹介します。

レントゲンで根尖(歯の根っこの先)に病巣がある場合は、黒く抜けて写ってきます。
これを透過像といいます。
歯の根尖に透過像がある場合は根っこの先が細菌に感染している状態です。

根尖の病巣をを治療するには、歯根端切除術という外科手術を行います。
歯根端切除術は、歯茎を切開して、歯の根の先端を切除する手術です。

以下に症例を出します。

①初診時 根っこの先に黒く抜けた透過像があります。


細菌に感染した場合は、その部分の骨が無くなって黒く抜けて写ります。

②根っこの治療をした後、歯根端切除術を行いました。

根っこの先を少し切除しています。

③術後 2年5ヶ月経過
根っこの先の透過像がなくなって骨ができています。

④術後 9年2ヶ月経過
再発はせず良好な状態を保っています。

今回の症例は、歯根端切除術が根尖病巣のの有効な治療法であることを示しています。
細菌の感染がなくなれば、骨の再生もおきます。

根尖病巣がある歯は、噛むと痛かったり、鈍い痛みが出たりします。

歯でお悩みがある場合は一度ご相談下さい。
きじま歯科医院は、あなたのお口の健康を守ります。
お口の健康を守り快適な食生活を続けるためにもぜひ定期的な検診とメインテナンスをうけましょう。

〈院長:喜島〉

吹田 きじま歯科医院
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