2025.12.16
販売心理術
みなさま、こんにちは!
カウンセラーの植月です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
朝晩にひんやり秋の気配がするようになってきました。
昼間との寒暖差にご注意くださいね。
さて先日、書籍を拝読しました。
有村友見さんの著書で販売心理術の書籍です。
書籍の中で、販売という仕事は「ものを売る仕事」ではない。
その商品ができるまでに関わってきたすべての人の想いをお客様にお届けする仕事だと書かれていました。
また、販売員はお客様が商品のストーリーを感じ取ることができるように、
臨場感を持って五感に働きかける「演出家」であり、「役者」だと書かれていました。
医療においても患者様が治療のゴールをイメージできるようしっかりした事前説明が必要です。
またどうなりたいか、なにを望まれているかを知りそこに情報提供したり、
アプローチすることで患者様の満足度につなげることを日々考えています。
どんな業界であっても、嬉しい、幸せだという喜びを双方が感じあえるような時間を持ちたいという気持ちは同じです。
この書籍では心理学のスパイスを使って実践できるヒントがたくさん書かれていました。
初めのヒントとして、まず自分のマインドから整えていこうと書かれていました。
・上昇選好
自分自身にあった上昇選好の目標を設定する。例えば売上目標やノルマなどの数値目標がある職場もありますよね。
そういう数値ももちろん指標としては大切です。
自分のマインドを安定させると言うところで言えば、もっと身近に日常的にできる数値目標があります。
例えば、患者様と目を合わせて会話ができた回数。患者様が笑ってくださった回数。患者様からのご相談を受けた回数。
数が増えるたびに嬉しい幸せな気持ちになることができます。そしてそれがモチベーションや自信につながっていきます。
・チカラのポーズ
毎日、エネルギッシュに働くことが理想ですが、体が疲れる日ももちろんありますよね。気持ちや体調に波があって当然です。
それでもその日を乗り越えていくために、自分との付き合い方が大切です。
気合いを入れ直したい時に試してみたいのが「チカラのポーズ」です。
まずは、背中を丸めて、下を向き、肩をたらして深いため息をついてみます。どんどん気持ちが重たくて暗くなってきます。
そして次に両手を腰に当てて体を大きく見せるようにぐっと胸を張ってください。その状態を30秒キープします。
自分のエネルギーが高まって、前を向いてやる気が湧いてくる感覚が実感できます。
これはハーバード大学社会心理学者のエイミー・カディさんによりその効果が証明されている方法だそうです。
ポーズを変えるだけでストレスホルモンが出たり、やる気のホルモンが出たり、体の中が大きく変化するそうです。
口角を上げると、脳は笑っていると認識する効果と似ているところがありますね。
人間の体は本当に興味深いですね。
・自己効力感
ときには、失敗して落ち込むこともあります。負のスパイラルが続いてしまうこともありますね。
その原因は、失敗の積み重ねでできないことばかり焦点を当ててしまうからです。
次もできないかもと思いながら挑戦しても実力が発揮できるわけがありません。
長い人生、どんな人でも必ず失敗した経験があるはずです。そして逆に何か達成できた経験も必ずあるはずです。
そうした過去の活躍を紙に書き出して実際に目で見ることがポイントです。
落ち込んだ時は、過去の成功体験を見て思い出すことで、自己効力感が再び湧いてきます。
・セルフイメージ
自分自身がどんな自分でいたいかを決めておくこと。自分のあり方につながります。
イメージがつきにくければ、まずは身近で素敵な人を思い浮かべてください。
その人のどんなところが素敵なのか、どうしてそうなりたいのか。ピックアップしてみて同じように行動してみる。
また、あの人だったら絶対こんな行動はしないと言うような抑止力にもなります。
この書籍を読んで感じた事は、まず何よりも自分自身の精神の安定が大事。どんな時も機嫌よく過ごせる自分でいるために。
相手と関わる前の事前準備ですね。
自分の精神が安定した上で次のステップへ。
次のステップもたくさんの心理術のヒントが書かれていましたので、また別のブログでご紹介したいと思います。
ご興味ある方はぜひ一度お手に取ってみてください。

〈カウンセラー:植月〉
吹田 きじま歯科医院
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