2026.02.11
顎顔面矯正と鼻呼吸と顎の関係
きじま歯科医院 喜島毅哲です
「うちの子、気づくと口がポカンと開いている…」「寝ているときのいびきが気になる」
そんなお悩み、ありませんか?
実はそれ、呼吸のしかたに原因があるかもしれません。そして、その呼吸の問題は、お口や顎の発育と深い関わりがあります。
最近では、お子さまの健やかな成長をサポートするために、
「顎顔面矯正(がくがんめんきょうせい)」という治療法が注目されています。
この矯正は、歯並びだけでなく、呼吸や顔まわりの成長を助けることが目的なんです。
今回は、顎顔面矯正がどのように呼吸を改善するのか、わかりやすくお伝えしていきます。
顎の発育と呼吸のつながり
小さいころに顎がしっかり育たないと、
- 鼻の通り道(鼻腔)がせまくなってしまう
- 舌が正しい位置に収まらず、口呼吸がクセになる
といったことが起こります。
口で呼吸する「口呼吸」が続くと、
・ 風邪をひきやすくなる
・ 集中力が続かない
・ 歯並びや顔つきにも影響する
など、体にもさまざまな影響が出てしまいます。
顎顔面矯正ってどんなことをするの?
顎顔面矯正は、お子さまの「顔まわりの骨の発育」を助ける治療です。
特に、成長期の5〜10歳ごろは、骨の成長を利用して自然な形に導けるとても大事な時期。
この矯正では主に次のようなことを行います。
上あごを広げて鼻の通りをよくする
→ 鼻腔のスペースが広がると、息がしやすくなり、自然と鼻呼吸ができるようになります。
舌の正しい位置を覚える練習
→ 舌の位置が整うと、口が自然と閉じるようになり、姿勢や発音にも良い影響があります。
お口まわりの筋肉のバランスを整える
→ 呼吸に使う筋肉の動きがスムーズになることで、無理のない呼吸ができるようになります。
呼吸を整えると、こんなにいいことが!
- 寝ているときにぐっすり眠れるようになる
- お口ポカンやいびきが減る
- 集中力がアップし、学習や運動にも◎
- 顔立ちが整いやすくなる
お子さまの未来にとって、「呼吸の質」はとても大切なポイントなんです。

まとめ
お子さまのお口がいつも開いている、呼吸が苦しそう…そんなサインに気づいたら、
実は顎の成長サポートが必要なタイミングかもしれません。
顎顔面矯正は、歯並びを整えるだけでなく、呼吸や成長、健康全体にアプローチできる治療です。
当院では、お子さま一人ひとりに合わせて丁寧なカウンセリングと検査を行い、ご家族にもわかりやすくご説明しています。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
〈歯科医師:喜島毅哲〉
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