2026.01.07
上唇小帯ってなに?ママさんが心配しやすいポイントを解説
こんにちは、院長の喜島です。
お子さまのお口を見ていて、上の前歯の真ん中にある「ひだ」が気になったことはありませんか?
これは 上唇小帯(じょうしんしょうたい) と呼ばれる組織で、誰にでもあるものです。
今回は、ママさんがよく心配される「上唇小帯」についてご説明します。
🔹 上唇小帯とは?
上唇小帯は、**上唇と歯ぐきをつなぐ筋(ひだ)**のことです。
上唇をめくると真ん中に見える細い帯がそれです。
乳幼児期にはしっかり見えるため「大きすぎるのでは?」と心配される方が多いですが、
多くの場合は成長とともに目立たなくなります。

🔹 ママさんが心配しやすいこと
• 前歯のすきっ歯
小帯が分厚く歯の間に入り込んでいると、永久歯の前歯にすき間ができることがあります。
• 歯みがきのしにくさ
小帯が低い位置についていると、歯ブラシが当たりやすく痛がったり、出血しやすいことがあります。
• 授乳や発音への影響
重度の場合、唇の動きが制限されて授乳や発音に影響することもあります。

🔹 基本的には心配いらないケースが多い
乳幼児期では、成長に伴って小帯の位置は相対的に高くなり、自然に目立たなくなるケースがほとんどです。
また、前歯のすき間も、永久歯が生えそろう頃(小学校中学年以降)に自然に閉じることがあります。
🔹 歯科で対応が必要な場合
以下のようなケースでは、歯科で相談されることをおすすめします。
• 永久歯が生えそろっても前歯のすき間が閉じない
• 小帯が歯の間に深く入り込んでいる
• 歯みがきのたびに痛みや出血がある
このような場合、**小帯切除(しょうたいせつじょ)**という処置を行うことがあります。
処置は比較的簡単で、必要に応じて矯正治療と組み合わせることで、歯並びや噛み合わせの改善につながります。
✅ まとめ
• 上唇小帯は誰にでもある正常な組織
• 幼少期に大きく見えても、成長とともに目立たなくなることが多い
• 永久歯が生えそろってもすき間が閉じない場合や、痛み・出血がある場合は歯科での相談が安心
お子さまのお口のことで不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
きじま歯科医院はお子様の成長に合わせて、お口の健康と歯を守るお手伝いをこれからも行っていきます。
<院長:喜島>
きじま歯科医院instagram