みなさま、こんにちは!
カウンセラーの植月です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、先日書籍を拝読しましたのでご紹介させてください。
「執着を手放して、幸せになる本」
著者は根本裕幸さんです。
根本さんのご職業は、心理カウンセラーです。
たくさんの症例から、どうしたら本当の幸せを手に入れることができるのかヒントがたくさん書かれています。
根本さんは執着は絶対にないほうがいいと断言されています。
執着があるからこそ、傷つき、選択肢を奪い、自分自身を制限してしまっているからです。
また、こだわりと執着は似ているようで、全く別のものです。
こだわりは、希望も夢もあり、とてもポジティブな状態です。
前向きに取り組むことで、達成すれば充実感を得られ、失敗すればもう一度トライしてみようと新たな活力になります。
こだわりと執着は両方とも諦めない気持ちの表れだと思っていましたが、考え方が全く違うのだと改めて気づくことができました。
また、執着を手放すための基本的なこととして、自分軸を取り戻す、そして自己肯定感を上げるということも、
自分自身に必要なことだと再認識することができました。
常日頃、自分を認めてあげる、自分を許してあげるということに意識を向けるよう努力していますが、
これが執着を手放すということにもつながっているのですね。
自分の気持ちも心も軽くするためには、シンプルで縛られない生き方を選択することが大切だと気づきます。
対人関係などなかなか手放すことができない場合は、相手の良いところと悪いところを20個ずつ書き出していき、
感情を吐き出し、1歩引いて客観的にみると良いとも書かれていました。
感情を吐き出した後は、自分を成長させてくれたことに感謝する。この感謝がとても大切です。
感謝は心が愛で満ちることです。ここに達することができれば執着を手放して、自由の領域に進むことができると書かれていました。
幸せになるために、少しずつ少しずつトライしていきたいです。
〈カウンセラー:植月〉
吹田 きじま歯科医院
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