こんにちは、院長の喜島です。
今回は、お子様の虫歯予防にとって大切な「仕上げ磨き」についてお伝えします。
●仕上げ磨きが必要な理由
お子様は、自分で歯磨きをしても磨き残しがどうしても多くなります。特に、奥歯や歯と歯の間は磨きにくいため、虫歯菌が溜まりやすい状態です。
仕上げ磨きをすることで、これらの磨き残しをしっかり取り除き、虫歯を予防することができます。
●むし歯の発生と原因
ムシ歯はプラーク（歯垢）によって発生します。プラーク中のむし歯菌が糖類を分解してつくりだした酸によって、むし歯が発生します。
まとめると図に示したように、むし歯を作る要因は「歯の質」「細菌（むし歯原因菌）」「食物（砂糖）」の3つにまとめることができます。
それぞれの要因に対応する形で、むし歯予防法は「フッ化物応用とシーラント」「歯みがきの励行」「糖分を含む食品の摂取頻度の制限」に まとめることができます。
これらの予防法が、家庭で・地域で・保健サービスの現場で、バランスよく組み合わされて行われることが最も効果的です。
この中でお口の中の細菌を減らすのが歯磨きになります。
●仕上げ磨きが必要な時期
一般的には、永久歯が生え揃う12歳頃まで仕上げ磨きが必要と言われています。
しかし、お子様の歯磨き能力や虫歯リスクによって、必要な時期は異なります。
仕上げ磨きのポイントは、
• 優しく磨く
歯茎を傷つけないように、優しく磨きしましょう。
• 磨き残しやすい箇所を重点的に磨く
奥歯や歯と歯の間など、磨き残しやすい箇所を重点的に磨きしましょう。
• 定期的に歯科検診を受ける
• むし歯の早期発見・早期治療のために、定期的に歯科検診を受けましょう。
仕上げ磨きは、お子様の虫歯予防にとって大切な習慣です。
毎日の歯磨き習慣に加えて、仕上げ磨きもしっかり行うことで、お子様の健康な歯を守りましょう。
きじま歯科医院では、お子様の定期健診も行っています。
仕上げ磨きについて、ご質問や不安なことがあれば、お気軽に当院にご相談ください。
きじま歯科医院はお子様の歯を守るお手伝いをしています。
一緒に、歯のケアに取り組みましょう。
〈院長：喜島〉
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