こんにちは!衛生士の北中です。
今回は先週行かせていただいた技工所見学についてお話しします。
少し専門的なお話にはなりますが、分かりやすい言葉に変えていますので是非見ていただけたらと思います。
まず、技工所とは何か………
技工所とはこの写真のように虫歯で無くなってしまった部分を補う”被せ物”や入れ歯などを作る所で、主に歯科技工士が働いています。
専門用語で技工所で作られたものを技工物と呼びます。
技工物は基本的に1週間で出来上がり、宅配ではなく、手渡しによって歯科医院に届きます。
(物によっては1週間以上かかることもあります。)
今回はいつもお世話になっている、ナショナルデンタルラボラトリー様に衛生士の増岡さんと見学に行かせていただきました。
私は技工所見学が初めてで、技工物が作られる流れも教科書でしか見たことがありませんでした。
見学させていただく前は工場のように機械で行られているのかと想像していたのですが、実際は全く違いました。
保険、自費に関わらず全ての技工物が一つ一つ、職人の手によって丁寧に作られています。
機械も勿論ありますが、それはほんの一部でそれまでの過程や仕上げは歯科技工士の手によって行われていました。
歯の形、大きさ、歯の並び方全てに個性があります。
なので、服や眼鏡や靴のように同じ物を他の人が身につけられることは出来ません。
技工物は一人一人のお口に合った物が作られるので、完全なオーダーメイドです。
しかも、人の手によって作られているのです。
それが1週間で完成する……そう考えると凄いことですよね。
今回、技工所を見学させていただいて、色々なお話を聞かせていただいて、教科書では学べなかったことを沢山学ぶことが出来ました。
ナショナルデンタルラボラトリー様
お忙しい中、本当にありがとうございました。
<歯科衛生士:北中>