職長教育研修後半④

皆様、こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。
前回のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は『異常時における措置』についてお伝えします。
まず「異常」とは
1つの物事に対して66%の同意が取れないことを言います。
そして、職長いわゆるリーダーは異常にどれだけ早く気づけるかが必要になります。

例えば映画の『タイタニック』
タイタニック号はなぜ沈没してしまったのか?
そこには沈没する前の多くの異常があったのです。
諸説ありますが、参加スタッフで異常を考えてみました。
・船長が居眠りをしていた
・タイタニックは沈まないと思い込んでいた
・霧が濃かった
・出航が予定より1ヶ月遅れ、流氷が増加した
・救命ボードの不足

異常×5つ重なる=災害を引き起こすと言われています。

だからそこ、私たち部下を持つ人間は異常に気づくため、患者様はもちろん、部下の表情や顔色、言動などを常に見ておかなければなりません。
これは異常の「早期発見」につながります。
気づくのが早ければ早いほど災害につながらないのです。

そして、「異常を発見したときの措置」としては、緊急連絡です。
当院ではインカムをつけていますので、インカムで緊急連絡とし、スタッフ全員にいち早く伝えるのです。
そして、応急処置です。これは被害を最小限に食い止めるとりあえずの処置を言います。

例えば、機器から発火した際、緊急連絡し、患者様とスタッフを避難させる
窓を開けて、機器に水をかける
消防に連絡する
などがこれに当たるのかなと考えます。

異常が起こった後は「異常処理後の措置」として、まずは原因を追求していきます。

これらに素早く対応できるように、私たちスタッフは避難訓練や熱中症研修・救命研修などを受講しています。
今後もたくさん『体験』していって、実践できる私であります。

〈トリートメント・コーディネーター:鈴木〉

吹田 きじま歯科医院

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