こんにちは、院長の喜島です。
今回は、骨隆起の話です。
歯ぎしりや噛みしめが強いと歯に強い力がかかり、歯の周りの骨がゴツゴツしてくる場合があります。
この骨の膨らみが骨隆起です。
骨隆起は腫瘍などではないので、特に処置は必要ありませんが、骨隆起が原因で、しゃべりにくかったり。入れ歯などを作るときに支障がでる時は除去する事もできます。
以下に骨隆起の無い状態とある場合の写真を紹介します。
骨隆起の形は人それぞれです。
●骨隆起の無い場合
骨の膨らみもなく、犬歯などのすり減りもありません。
●中等度の骨隆起
下顎の舌側に骨の膨らみがみられ上顎の犬歯と小臼歯がすり減っています。
●強度の骨隆起
下顎の舌側や上下の前歯の唇側、左右の奥歯の頰側などに大きな骨の膨らみがみられます。
●強度の骨隆起（別症例）
下顎の舌側や、上顎の中心などに大きな骨の膨らみがみられ上の前歯もすり減ってきています
骨隆起のある方は自分の噛む力でかぶせ物やムシ歯になっていない健全な歯も欠けたり割ったりすることがあります。
きじま歯科医院ではそのようなリスクを防ぐために歯ぎしりや噛み合わせを和らげるバイトプレートを作製して使用していただいてます。
次回は、バイトプレートについてお伝えします。
〈院長：喜島〉
吹田 きじま歯科医院
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