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歯科治療症例(194)

2025.08.27
PEEK冠について

PEEK冠のデメリットとは?後悔しないために知っておきたいこと

こんにちは、歯科医師の喜島毅哲です。

最近、従来はできなかった保険で白い被せ物ができる「PEEK冠(ピークかん)」という素材が注目されています。
金属を使っていないのでアレルギーの心配もなく、「銀歯より見た目がいいから」と希望される方も増えてきました。

ですが、PEEK冠にはメリットばかりではなく、いくつかの“注意点”や“デメリット”もあります。

PEEK冠のデメリット①:色が目立ちやすい

PEEK冠は「白い素材」とはいえ、やや黄色みがかったアイボリー色をしています。
天然の歯のような透明感はなく、見た目が気になる可能性があります。
「思ったより目立つ…」と感じてしまう方もいるので、審美性を重視する方には不向きです。

PEEK冠のデメリット②:まだ新しい素材で長期実績が少ない

PEEK素材は医療用としては信頼性の高いものですが、歯科の被せ物としてはまだ新しい存在です。
保険での使用が認められたのは2023年の終わり頃なので、

「5年後・10年後にどうなるか?」という長期的なデータはこれからです。

そのため、「新しいものは少し心配」という方には、

セラミックや金属など実績のある素材をおすすめする場合もあります。

ここまでデメリットをお伝えしましたが、PEEK冠が合っているケースももちろんあります。

奥歯など目立たない場所に保険で白い被せ物を入れたい
銀歯を避けたいが、自由診療のセラミックは予算的に難しい
金属アレルギーがある・心配している

まとめ:選ぶ前に「向き不向き」を知ることが大切です

PEEK冠は、保険でできる白い被せ物として画期的な選択肢です。
ですが「万能な素材」ではなく、見た目や使用部位によっては不向きなこともあります。

治療を選ぶ際には、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解した上で選ぶことが大切です。

当院では、それぞれの素材の特徴を丁寧にご説明しながら、患者さんに合った最適な治療方法をご提案しております。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください

左側がPEEK、右側の被せがCAD冠です

〈歯科医師:喜島毅哲〉

吹田 きじま歯科医院

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