こんにちは、院の喜島です。
前回は、インプランの不適応についてお伝えしました。
今回はインプラントができる場合の処置の流れについてお伝えします。
インプラントが適応となった場合の処置の流れを簡潔に紹介致します。
きじま歯科医院のインプラントの治療の流れは以下の表のようになっています。
上の表のIMとはインプラントの略号です。
①は抜歯が必要な場合です。
抜歯してインプラントをいれる場合は、抜歯をいた後、約3ヶ月の治癒待ちが必要です。
元々歯の無い場合は、そのまま診断していきます。
②はインプラントをいれる部分の診断です。
きじま歯科医院ではCTをとって精密診断を行ってから
③で患者様に説明致します。
④はインプラントの骨が不足している場合に行う骨再生療法です。
骨が不足している場合、インプラントをいれるまでに必要であれば前もって行います。
⑤骨の状態が良くなればインプラントを埋入します。
⑥インプラントを埋入した後、下顎では3ヶ月上顎では④〜⑥ヶ月インプラントと骨がしっかりと安定するのを待ちます。インプラントと骨がしっかりと固定することを”オッセオインテグレーション”、日本語では”骨統合”といいます。
この時にオステルチェックといってインプラントと骨がしっかり骨統合しているのを検査します。
オステルチェックはインプラントの被せをする前に行う、とても重要なチェックになります。
⑦インプラントと骨がしっかりとついていれば型採りに入ります。歯科では型採りのことを専門用語で”印象”といいます。
⑧必要があればインプラントと被せが性格に合っているのをチェックします。特に前歯の場合は歯の形や色合いのチェックが必要なので、実際に被せを作製する技工士さんも立ち会って患者様の要望もうかがって、最適な被せを作製するように致します。
⑨被せができあがったら、最終調整をしてセットします。
インプラントは非常に精度が良いのでインプラント専用のセメントでセットします。
以上がインプラントの被せを付けるまでの流れです。
インプラントの被せをいれる場合は早くても1年はかかります。骨の状態によってはそれ以上かかる場合があります。
きじま歯科での症例では下顎の奥歯で抜歯してインプラントの被せをいれるまでに最短10ヶ月でセットできた症例があります。
以上、インプラント治療の流れでした。
次回はインプラント治療の流れの⑥オステルチェックについてもう少し詳しくお伝えします。
インプラント治療を行った後も日頃からの予防とメインテナンスで歯を守ることが大切になってきます。
定期的なメインテナンスで快適な食生活を送れるようにしていきましょう。
きじま歯科医院はあなたの歯を守るお手伝いをこれからも行っていきます。
<院長:喜島>
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