2025.06.02
いつも当院にご来院をいただき誠にありがとうございます。 歯科用レントゲンでの防護服についてのお知らせをさせていただきます。
当院では患者様の安全な診療を第一に考え、また日本歯科放射線学会防護委員会の指針に則りレントゲン撮影の時、ご希望がなければ防護エプロンをしません。
理由としまして、
* 放射線量の安全性: 歯科用レントゲン(デンタルX線やパノラマ撮影)で使用される放射線量は、0.01~0.03ミリシーベルト程度と、日常生活で受ける自然放射線に比べて極めて少なく、安全性が確認されています。
* 防護エプロンの効果の低さ: 日本歯科放射線学会の指針(2015年)によると、防護エプロンによる放射線低減効果はごくわずか(約0.001ミリシーベルト)で、着用によるメリットが少ないことがわかっています。
* 再撮影リスクの軽減: 防護エプロンの影がレントゲン画像に映り込むことで再撮影が必要になる場合があり、これを避けることで患者様のさらなる被曝リスクを軽減できます。
* 快適な診療環境: 重い防護エプロンの着用を省略することで、患者様の負担を軽減し、スムーズな診療を提供します。
当院のレントゲン機器は最新の技術を採用しており、放射線量は安全基準を十分に満たしています。患者様の安全は最優先事項であり、科学的根拠に基づいた診療を行っております。
ただしどうしても気になる方は、防護エプロンのご用意はありますのでスタッフへご遠慮なくおっしゃってください。
今後もより一層の診療とサービスの向上に努めて参りますので、何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
医療法人 愛与会 きじま歯科医院