こんにちは、院長の喜島です。
今回は、メタルタトゥーについてお伝えします。

メタルタトゥーて何？？？

と思われる方もおられると思います。
なにも歯や歯ぐきにタトゥー、入れ墨をいれるわけではありません。

●メタルタトゥーとは
歯科材料として用いられた金属材料が歯肉に接触、もしくは歯ぐきの結合組織内部に迷入することで生じる歯肉の色素沈着症です。
歯の治療で金属の土台をいれたり、歯を削るときに金属の材料が歯の周りの歯ぐきに入り込んで発生します。
また、金属のイオンが溶け出して変色する場合もあります。

以下に当院での処置症例を紹介します。

●メタルタトゥーの処置症例

初診時、上顎前歯の歯ぐきの色を気にして来院されました。
上顎前歯がメタルタトゥーになっています。

初診時、上顎前歯の歯ぐきの色を気にして来院されました。
上顎前歯がメタルタトゥーになっています。

処置終了時の状態です。
メタルコアを除去して根管治療後、ファイバーコアをセット。画家処置で金属変色部を取り除きました。
患者様はメタルフリー処置を希望されたので、歯ぐきが治癒してから上顎前歯にジルコニアセラミックをセットして処置終了しました。
歯ぐきも綺麗になり患者様もとても喜ばれました。

きじま歯科医院ではメタルフリー処置を推奨しています。
メタルフリー治療を行うと金属アレルギーのリスクも回避できます。
金属アレルギーが気になる方や、より自然な見た目を求める方はぜひご相談ください。

〈院長：喜島〉

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