きじま歯科医院での麻酔について ⑤麻酔の打ち方をかえる。

こんにちは、院長の喜島です。
今回は、麻酔の打ち方についてお伝えします。

麻酔には全身麻酔と局所麻酔がありますが、一般的に歯科の診療所で行う麻酔は部分的に麻酔をする局所麻酔という方法です。

きじま歯科医院では局所麻酔の中でも麻酔の打ち方として
浸潤麻酔 伝達麻酔 の2つの方法を行っています。

●浸潤麻酔は、最も一般的に行う麻酔です。
麻酔を効かせたい部分の歯ぐきの皮下に麻酔薬を注する方法です。
きじま歯科医院では、麻酔を部分に表面麻酔をしてから行います。
麻酔薬は、37℃に暖めることで、麻酔薬を注入するときの痛みを和らげています。
さらに必要に応じて電動式注射器を使用して、痛くなくよく効く麻酔が行えるようにしています。

●伝達麻酔
下顎の奥歯は、浸潤麻酔だけでは麻酔が効きにくい場合があるので、浸潤麻酔とは別に行います。
下顎神経という歯の神経の元の部分に麻酔を効かせるので、唇や麻酔の効き方によっては舌も半分しびれる時があります。
メリットは、少量の麻酔薬で麻酔効果が広範囲に効くのと、麻酔の作用時間が浸潤麻酔より長く数時間作用するので、下顎の親知らずの抜歯や、虫歯の神経をとるときなどに行います。

今回はシリーズとして
①表面麻酔をする。
②麻酔薬を予め体温近くに温めておく。
③痛みを感じにくい所から麻酔を打つ。
④なるべく細い麻酔の針を使用する。
⑤麻酔の打ち方をかえる。

について、きじま歯科医院での麻酔についてお伝えしてきました。
麻酔だけをとってもいろんな取り組みがあるものですね。

今後もきじま歯科医院では、麻酔の打ち方も使い分けることで患者様に痛みの少ない治療を提供していますので、ご安心下さい。

<院長:喜島>

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