2026.04.15
歯石とプラークの違い、知っていますか?
こんにちは、歯科医師の喜島毅哲です
みなさん、歯のクリーニングや定期検診で「プラーク」や「歯石」という言葉を聞いたことがあると思います。
でも、それぞれがどんなもので、何が違うのかをはっきり知っている方は少ないかもしれません。
今日は、「プラーク」と「歯石」の違いについて、わかりやすくご説明します。
プラークとは?【歯の汚れ=細菌のかたまり】
プラークとは、歯の表面につくネバネバした白っぽい汚れのこと。
実はこれ、細菌のかたまりなんです。
ごはんを食べた後に歯を磨かずにいると、食べかすをエサにして細菌が増え、
歯の表面にくっついて膜のようになります。これがプラークです。
特徴
- やわらかくて、歯ブラシで落とすことができる
- 放っておくと虫歯や歯周病の原因に
歯ブラシで落とすことができるといっても、丁寧に磨かないととれません
台所のシンクのぬめりと同じようなもので軽いすすぎ(うがい)ではとれません
▶ 歯石とは?【プラークが石のように硬くなったもの】
歯石は、プラークが時間がたって硬くなったものです。
特に、唾液の中の成分と反応して、石のように固まるんです。
プラークは歯ブラシで落とせますが、歯石になってしまうと、もう歯ブラシでは取れません。
特徴
- 非常に硬く、歯の表面にこびりついている
- 専用の器具(スケーラー)で歯科医院でしか除去できない
- 歯ぐきの炎症や歯周病を引き起こす原因に

▶ 簡単にたとえると…
プラークは「こびりついたごはん粒」
歯石は「乾いてカピカピに固まったごはん粒」といった感じです。
ごはん粒が乾いてしまうと、ふつうのスポンジじゃ取れませんよね?
それと同じで、歯石は歯科医院で専門的な器具を使って取る必要があります。
▶ 歯石をためないためには?
歯石の元はプラークです。
つまり、毎日の歯みがきでプラークをしっかり落とせば、歯石になるのを防げます!
定期的なクリーニングを!
歯石は、毎日の歯みがきでは落とせません。
歯科医院でのクリーニングできれいに取り除くことができます。
目安は3~6ヶ月に一度の定期検診をおすすめしています。
<歯科医師:喜島毅哲>
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