救命研修

皆さんこんにちは。
歯科衛生士兼カウンセラーの浜井です。
暑い日が多くなってきましたね。

さて、先日救命研修がありました。

皆さんは、救急車が年間どれくらい出動しているが知っていますか?
なんと、年間622万回だそうです。
1時間に710回です。
とても多いですよね。
救急車の到着時間は、令和5年だと全国平均9分54秒です。
高齢化のため、利用する人が多いので、年々到着時間が遅れているそうです。
到着までに救命処置をして、命を救う確率を上げましょう

心肺蘇生法の流れです。 

①反応の確認
周囲の安全を確認した上で、
両方の肩を交互に3回叩き、
耳元で大きな声で大丈夫ですか?と
声をかける。
その時、片手をおでこの上にすると
もし意識があった時に頭同士がぶつかるのを
防ぐことができます。 
反応なし↓

②通報 
救急車と、AEDの手配。
周りの人に、助けを求める。
そこのメガネをかけている方は119番通報してください。
(救急車と言うのではなく119番と言いましょう。焦っている時には110番にかけてしまう場合もあるみたいです。)
ピンク色の服の方は〇〇にあるAEDを持ってきてください。なくても戻ってきてください。
(なかったらそのままどこかへ行ってしまう方もいるので、なくても戻ってきてください。と声をかけます。)

③呼吸を確認
胸と腹部の動きを見る、手を口元に近づけて息をしているか6秒確認。
正常な呼吸がない場合↓

④胸骨圧迫
服を脱がし、胸の真ん中に胸骨圧迫を行う。
30回 手の甲で5センチ沈むようにする。
1分間あたり100〜120回のテンポで。

⑤人工呼吸
気道を確保し、鼻をつまみ、人工呼吸。
胸骨圧迫を30回
人工呼吸を2回

⑥AED
AEDが到着したら、ふたを開けて音声ガイドに従います。
電気ショック後は、心肺蘇生を再開します。

このような流れになります。
実際は、まわりの人が助けてくれなかったり、
まわりに誰もいないこともあります。
そうなった場合は、一人で119番に連絡します。
人形で胸骨圧迫の実習をしましたが、
思ってるより体力がいり、何回もしている腕が痛くなります。
何人かで協力することが大切だと感じました。

大切な命を助けるため、定期的にこのような研修が必要だとより感じました。
救急車が来るまで、年々時間がかかっています。この時間何もせずに待っていると、
助かる命を助からないかもしれません。
このようなことがあれば、何か一つでも行動できるような自分であります。

〈歯科衛生士兼カウンセラー:浜井〉

吹田 きじま歯科医院
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