歯の痛み 連関痛ってご存じですか?

こんにちは、院長の喜島です。
今回は、歯の痛み 連関痛についてお伝えします。

ムシ歯が歯の神経まで進行すると、大きな痛みが発生します。
歯の神経までムシ歯が進行すると急性歯髄炎という状態になります。

急性歯髄炎になると、ズキズキとした大きな痛みがおこり、その痛みが大きすぎるとどの歯が痛いのかわからなくなる時があります。
この状態を連関痛と呼びます。

以下は連関痛が起きた状態の歯のレントゲンです。

上のレントゲンはそれぞれ違う患者様です。
黄色の矢印の所に神経まで進行したムシ歯があります。
どちらも奥歯の虫歯の症例ですが、患者様の訴えは、「どの歯が痛いかわからない」上の歯も下の歯も痛いという状態でした。

「虫歯じゃないのに歯が痛い」という症状は、さまざまな原因によって引き起こされることがあります。 虫歯以外の要因としては、歯周病、歯根膜炎、智歯周囲炎などの疾患が考えられます。 歯周病は歯茎の炎症によって起こり、歯磨きや刺激によって痛みを感じることがあります。

急性歯髄炎の連関痛とは?
急性期の歯髄炎では ズキズキした状態だと痛みが響くため、どの歯が痛みの原因かわからなくなります。 もしくは逆の場合もあります。 歯の痛みを誤認してしまうことがあります。 痛みの部位の誤認が起こることを関連痛もしくは連関痛と呼びます。

なぜ連関痛が起こるのでしょうか?
歯の神経は三叉神経といって脳から出てすぐに3つの神経に分かれています。その3つの神経は、それぞれ眼神経、上顎神経、下顎神経となり、痛みの度合いを伝える役割があります。
そのため、ある一つの歯の痛みがあたかも別の場所の痛みのように感じられてしまうことがあります。

連関痛が起こりやすいケース
• 複数の歯に問題がある場合: 複数の歯に虫歯や歯周病などがある場合、どの歯が痛みの原因か特定しにくくなります。
• 神経が過敏になっている場合: ストレスや疲労などによって神経が過敏になっている状態では、わずかな刺激でも痛みを感じやすくなり、連関痛が起こりやすくなります。
• 歯の根の病気の場合: 歯の根の先に膿が溜まる根尖病巣などでは、連関痛が起こることがあります。

関連痛と診断するには
関連痛と診断するためには、歯科医院で丁寧な問診と検査を行う必要があります。レントゲン撮影や、歯周病の検査などを行い、痛みの原因を特定していきます。

関連痛の治療
関連痛の治療は、痛みの原因となっている疾患に対して行われます。例えば、虫歯であれば虫歯の治療、歯周病であれば歯周病の治療を行います。

関連痛を予防するには
関連痛を予防するためには、日頃から口腔ケアをしっかりと行い、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。

歯の痛みは我慢できないほどの痛みになることもよくあります。
歯に違和感を感じたら早めにご相談ください。

きじま歯科医院はあなたの歯を守り快適な食生活を送れるようお手伝いさせて頂きます。

〈院長:喜島〉

吹田 きじま歯科医院
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