皆様、こんにちは。
トリートメント・コーディネーターの鈴木です。
良いお天気が続いていますね。
最近自宅では半袖で過ごしています。
衣替えするタイミングに迷ってしまいますよね。
先日、外部講師を招き、救命研修を行いました。
救命研修の受講は今年で2回目になります。
突然ですが、皆様
救急車を呼んで到着するまで平均何分かかるかご存知ですか?
答えは全国では8.6分。吹田市では6.7分です。
つまり吹田市は全国平均より早いことが分かります。
そして、救急車来て、病院に到着するまで平均何分かかかるかご存知ですか?
答えは33分です。
なぜなら救急車が到着しても受け入れ先の病院が中々見つからないからです。
そこで、救急車が到着するまでに私達が病院を探して押さえるという行動を取れば、少しでも時間が短縮できるのです。
1分1秒でも時間を短縮することで生存率は上がります。
AEDを使ったことがない。
心臓マッサージをしたことがない。
そもそも救命に関わることが怖い。
そんな方がほとんどだと思いますが大丈夫です。
本日お伝えしたいことは、傷病者を見つけたら命を守るために皆さんに次の行動を取っていただきたいのです。
・直ちに119番で助けを求めること
・救急搬送できる病院を探して押さえること
そして、実習では様々なシチュエーションでの救命処置を実践しました。
救命の現場は予測しないことが起きることがしばしばあるそうです。
さらに多くの場合、焦って視野が狭くなっているでしょう。
傷病者がが雨で濡れている時、ネックレスやワイヤーの入った下着をつけている時、傷病者が瓦礫で埋まっている時、傷病者が2人以上いる時、救命処置の協力者がいない時、AEDが使えない時、乳児の場合など様々な現場を再現してそれぞれが行いました。
案の定、とても焦りましたし、判断に迷いました。
しかし迷っている時間はないのです。
救命処置が行えるなら直ちに行う。
難しければ助けを呼ぶ。
最近では、119番を押してスマホをスピーカーにして、救急隊員の指示を仰ぎながら、対応するというガイドラインに変わったそうです。
救命研修を受けたからこそ、いざという時に命を守る行動を取れるように準備しておきます。
〈トリートメント・コーディネーター:鈴木〉
吹田 きじま歯科医院
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