こんにちは、院長の喜島です。
皆さん、歯を失う3大要素ってご存じですか?
歯を失う3つの原因のことです。
その3つとは、虫歯・歯周病・歯にかかる大きな力 です。
厚生労働省によると、2018年に全国2,345の歯科医院で行われた全国抜歯原因調査結果があります。
歯が失われる原因で最も多かったのが「歯周病」(37%)で、以下「むし歯」(29%)、「破折」(18%)、「その他」(8%)、「埋伏歯」(5%)、「矯正」(2%)の順でした。(四捨五入済み)
このうち、歯が割れてしまう「破折」の多くは、外傷など物理的に非日常的な大きな力が作用したものではなく、無髄歯(神経をとった歯)と考えられ、原因は「むし歯由来」とみなすことができますので、「むし歯由来」も歯を失う要素と考えると47%となり、抜歯の最大原因となります。
(図:厚生労働省 e-ヘルスネットより)
年齢別にみると、抜歯原因は、「歯周病」と「破折」による抜歯は中高年、「埋伏歯」と「矯正」は若い年代に多く、「むし歯」はどの年齢層でも多くなっています。
ですが、年齢を重ねる毎に歯周病で歯を抜くことも多くなってくるので、どちらにせよ 虫歯・歯周病・歯にかかる大きな力 の3つの要素に対して対策をとるのは大切な事になりますね。
では、「歯を失わないためにどんな対策をすれば良いか」
それは次回のブログ「歯を長持ちさせる方法ってご存じですか?」でお伝えします。
<院長:喜島>
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