皆さま、こんにちは。
歯科衛生士兼カウンセラーの宮岡です。
季節も変わり、体調崩されていませんか。
以前は食べる順番など気にせずに食べていたのですが、私は今年の健康診断から気をつけていることがあります。
それは食べ方の順番です。
ベジファーストといって野菜を最初に食べるようにしています。
そうすると血糖値の急上昇が抑えられるため、糖が中性脂肪に変わるのを防いでくれます。
例えば、同じ夕食のメニューを食べるにしても食べる順番によって太りやすさに違いが出てきます。
それのカギを握っているのが血糖値です。
私たちが食事をすると食べ物に含まれる糖が小腸から吸収されます。
そして、糖から血管内に入ると血糖値が上昇し、インスリンというホルモンが出ます。
そのインスリンの働きにより身体中の細胞に取り込まれ、または蓄えられてエネルギー源として利用されます。
ですが、この時たくさんの糖が一気に吸収されると血糖値は急に上がり、インスリンの働きが追いつかず、糖が余った状態になります。
結果、余った糖はすぐにエネルギーとして使われず、中性脂肪となり、肥満へとつながります。
また、血糖値が急激に上がったり、下がったり繰り返すとインスリンの働きが悪くなり、糖尿病を引き起こすおそれもあります。
だからこそ、ベジファーストはダイエット及び糖尿病の予防にもなります。
私が今やっていることはキャベツを食前に食べるようにすることや、お昼ご飯の際にお味噌汁を先に飲むようにしています。
さらに糖質を制限することは長生きにもつながります。
食事は腹7分目くらいの方が長生きするそうです。
糖質は生命維持に欠かせないエネルギー源ですので、できる限り効率よく、節約して使おうとするのが動物の基本システムで、糖質が少ないと動物が本来持っている生命力や長寿遺伝子が活性化されるそうです。
また、糖質には麻薬と同じような依存性もあるそうです。
糖質を摂るとそのご褒美として幸せを感じるようにできていて、脳が快楽を得てハイな気分になるそうです。
この脳の快楽が大変危険で糖質中毒といい、食べ過ぎの原因になってしまうとのこと。
過去、私は毎晩食後に甘いものを食べていると、毎日食後に甘いものを食べないと物足りなくなったことがあります。
食べ物が美味しい季節で、人の集まる時期でもありますので、日々の食事は気をつけながら、楽しんで食事をしていきたいと思います。
<歯科衛生士兼カウンセラー:宮岡>