足育

こんにちは。
歯科医師の梅山です。
暑い日が続いていますが、如何お過ごしですか?季節の変わり目は体に負担がかかって体調を崩しやすくなるので、皆さん気を付けてくださいね!
ところで前回の私のブログでは食育について書きました。今回は“足育”についてお話をさせてもらおうかと思います。
つい最近読んだこの本で私自身も足育というものを知りました。

『足育?何それ?』と思われる方が多いと思いますが、読んで字のごとく『足の成長を通して理想的な足を育てる』ことです。
つまり足から健康を見直すことで全身の健康に繋げていくという考え方です。
皆さん、足を組む癖がある方はいませんか?
知らず知らずのうちに足を組んでしまっている人も少なくはないと思います。
患者様の中にも歯科治療中チェアに横になってもらったときに無意識に足を交差する癖のある方を見かけます。大人だけではなくお子さまにも多く見られます。
足を組むことで左右のバランスが乱れ骨盤の歪みが生じます。
骨盤の歪みが生じればバランスを取ろうと筋肉が頑張って左右の差が現れてしまいます。
そうなることで姿勢の乱れや噛み合わせの不調など、様々な弊害が生じます。
皆さんのお子さまの中に大人と同じイスを使うがために足が床に付かず食事してる方はいませんか?
足が地面に付かないと人間は踏ん張ることができません。そうなると物を噛む力も上手く入らず咀嚼する能力が身に付きにくくなります。しっかり噛むことができなければ、消化不良や顎の骨の発育にも影響が出てきます。
このように足の発育と体の健康は密接に関係しており大人はもちろん、これから成長していくお子さんにとって足育を知ることはその後の人生を左右しかねない重要な課題なのです。お口の中だけでなく、お身体のことで気になることがあればいつでもご相談くださいね。
<歯科医師:梅山>

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